映画初出演のオードリー若林、彼の視点で綴られた映画のサイドストーリーが書籍に!
堺雅人主演、ヒロインに中谷美紀を迎えた感動作『ひまわりと子犬の7日間』で映画初出演をはたしたオードリーの若林正恭。この映画の公開を前に、若林が演じる保健所の若者・佐々木一也視点で綴られた“奇跡の7日間”を追ったサイドストーリーが書籍として発売されることがわかった。
・映画初出演のオードリー若林「出来があまり良くなかったら舞台挨拶の方で頑張る!」
同映画は、宮崎県の動物管理所を舞台に起こった実話で、テレビ東京の番組「ポチたま」や、日本テレビ「ザ・世界仰天ニュース」でも紹介され話題を呼んだ「奇跡の母子犬」(PHP研究所)を原案にした作品。
全国で殺処分される犬と猫は23万匹(2009年でのデータ)。動物保護管理所に保護されながらも次の飼い主に巡り合える動物はかなり少ないという。映画は、そんな境遇におかれた子犬を母犬が必死で守ろうとする様子と、その姿に心を動かされた管理所職員が生んだ“奇跡”を描き出していく。
若林が演じるのは前述のように保健所の若者・一也で、夢破れて東京から地元に戻った一也の東京時代が描かれる前日譚的内容に書籍は仕上がっている。本書で若林は、「動物も得意じゃないし、なんで僕にこの仕事をくださったのか、ほんとうによくわからなったのですが、監督のなかの一也像が、“芸人だったりミュージシャンだったり何かしらに憧れて上京するものの、30歳ぐらいまでプラプラしてた人”だと聞いて、僕とリンクする部分もあったので、『それならできるかな』って」と出演を決めた経緯についてコメント。
「よく学生とかが『社会に出てやりたいことがない』って言いますが、その感じ、僕にもわかるんです。でもそんなあやふやな気持ちで飛び込んだ職場でも、自分のやりたいことに気付くことだってできるかもしれない。そのことを、一也を演じてはじめて知った気がしました」と綴っている。
書籍「僕のきっかけ ひまわりと子犬の7日間・一也の場合」は590円(税抜)で1月25日発売。映画『ひまわりと子犬の7日間』は3月16日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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