阿部寛が30歳の成人式で「いろいろなことにチャレンジしてほしい」とエール！

2013.01.05

『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』主演の阿部寛が1月5日に横浜ブルク13で行われた「30歳の成人式 in 横浜」に出席。30歳の若者200人に向けてエールを送った。

「30歳の成人式 in 横浜」とは、30歳を今の時代の「本当の成人」と捉え、その30歳の成人式をそれぞれが生まれ育った「地元」で開催するという、30歳の30歳によるイベント。横浜では初めての開催となる。

横浜出身の阿部は「横浜には25歳で東京に出るまで住んでいたので僕の故郷です。自然がたくさんあるけれど、東京にも近く、可能性がたくさんある街です。30歳の成人式は初めて知りましたが、30歳というのは真の意味での成人だと思います」とコメント。

自身の若い頃については「20代の頃はまだ地に足が着いておらず、子どもでした。成人式で撮った写真をノンノボーイフレンドのオーディションに送ったら受かってしまいモデルの道に入りましたが、そこから成功と失敗を重ねて、27、28歳でやっと方向を決められました」と振り返り、「20代の頃は我慢を学ぶときだと思います。10代から20代、30代と倍速で早くなっていきます。30代から華が開くと思いますので、いろいろなことにチャレンジしてほしい」とエールを送った。

同作は、直木賞作家・井上荒野（いのうえ・あれの）の「つやのよる」を行定勲監督が映画化した作品。艶（つや）という女性と駆け落ちしたものの、奔放な彼女の不貞に悩まされてきた夫の松生（阿部）が、妻が昏睡状態に陥ったことで、艶が過去に関係した男たちにそのことを告げにいくというもので、その知らせを受けた、彼らの妻、娘、恋人、愛人たちに予期せぬ波紋が広がっていく様を描いた群像劇。

阿部のほか、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶなど豪華俳優陣が出演し、1月26日より全国公開となる。