【アジアンビューティー】元ヘアメイクの美容ライターが、気になる次世代トレンドスポット“アジア”のファッションリーダーを独断でピックアップ! メイクやファッションについて解説します。
今回取り上げるのは、韓国出身のモデル“キム・ソンヒ”。アジアンビューティーの魅力を湛えた涼し気な顔立ちが魅力の、クールビューティーです。
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彫刻のように服を創るイリス・ヴァン・ヘルぺンのドレスを纏って
トップ画像は、磁石、傘の骨、樹脂、透過性フォトポリマーなどテキスタイルデザインとはほど遠い素材を用いた立体的な作品で知られるオランダのデザイナー“イリス・ヴァン・ヘルぺン”のドレスを纏ったソンヒ。レディー・ガガやビョークも愛用しているブランド、と聞くと合点がいくのではないでしょうか? 彼女の体型に合わせてデザインされたオートクチュールのドレスが、ソンヒのスレンダーなボディを引き立てています。ワンショルダータイプのアシンメトリーなデザインも、絶妙のグッドバランス。
ハイジュエリーが映えるツヤ肌ナチュラルメイク
大粒のバゲットカットダイヤが付いたカルティエのネックレスと共に。ジュエリーに負けないゴージャスメイクよりも、素肌の美しさを引き立てるナチュラルメイクの方が今の空気感にはフィットしそう。手をかけていないようで実は丁寧に作り込まれたベースには、しかるべきところにハイライトのツヤ感が仕込まれていて肌を美しく、なおかつ顔を立体的に見せています。眉毛はあえてあまり手を加えず毛流れを整える程度に仕上げ、上まぶたと下まぶたのキワに肌なじみの良いパーリーなオレンジベージュをオン。黒目がしっかり見えるようにまつ毛は根元からしっかり立ち上げ、ナチュラルに目の存在感をアップ。
オールマットの質感で作る、ほんのり色っぽい上気肌
少女のようなあどけなさの中にほんのり色っぽさも漂う、ふんわり上気したような極上ピーチスキン。ここではあえてツヤ感を封印し、リップも含めてすべてをマットな質感でコーディネート。ソフトフォーカスをかけたような柔らかい雰囲気は、マットメイクならではの持ち味と言えるかもしれません。目周りから頬中央にかけて肌の内側からにじみ出るようにコーラルピンクを乗せ、リップも同系色で仕上げて春らしい雰囲気に。「Spring has come」というコメントとともに投稿された1枚です。
インスタで垣間見られるオフショットの素顔のソンヒは、まるで少女のようなあどけない印象。彼女のような奥二重で涼し気な顔立ちはメイクでガラリと大きくイメージが変わるので、メイクアップアーティストにとっては創作意欲を刺激されるのではないでしょうか? (文:羽野ハノン/ライター)
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