トラと共に227日間の漂流生活を生き延びた16歳の少年。その姿を描いた幻想的な作品『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のサバイバルイベントが1月23日に行われ、ワイルドなポジティブ女・LiLiCoとひ弱なネガティブモデル・栗原類が登場した。
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映画にちなみ救命浮き輪を肩からさげて登場した栗原に、浮き輪の持ち方がヘンだとLiLiCoがいきなりのダメ出し。「サバイバルとは無縁ですけど頑張ります」と引き気味に挨拶する栗原とは対照的に、本物のサバイバル生活を生き抜いてきたLiLiCoは「ホームレス時代にこの浮き輪があればよかった。まあ何があっても生きていく自信はありますけど」と余裕の表情だった。
イベントでは、漂流中に船を見つけた設定で「おーい」と手を振る栗原に、LiLiCoが「もっと『おお〜いっ!!』って叫んで! 全然だめ、なってない」と厳しくダメ出し。音を上げて「僕はもう1人で溺れます」とあきらめモードの栗原に、「もう、るいるいは私についてきなさい」とLiLiCoはあきれ気味だった。
また「それなりに腕力に自信がある」という栗原にLiLiCoがお姫様抱っこを命じるも、結局抱っこできず脚に抱きつくような格好になってしまい、取材陣が苦笑する場面もあった。
もしも2人で漂流したらどれくらい耐えられるかについては、「長くても2日」と栗原。一方、LiLiCoは「227日どころか5年ぐらい平気よね、昔、それぐらい車中でサバイバルしたし」とワイルドに答えていた。
映画については「映画の主人公パイと僕はほとんど同じ年なんですが、心が強いキャラクターです。とても魅力的で彼に共感してしまいます」と栗原。LiLiCoは「ストーリーテリングが素晴らしい、人生のヒントが隠されている、余韻が残る映画、見終わって日常生活に戻ってもふと思いだす瞬間がある、何度でも見たくなります」と絶賛。さらに2人で「とにかく3Dで見るのが一番おすすめ。目も痛くならない稀有な3Dだし」とアピールしていた。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は1月25よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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