総上映時間287分、『ベルセルク』3部作の一挙上映イベントが大盛り上がり!
三浦建太郎原作の「ベルセルク」の長大なる世界観を映像化する「ベルセルク・サーガプロジェクト」。その黄金時代篇3部作の最終章となる『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』の公開を前に、3部作287分を一挙上映するオールナイトイベントが1月25日に新宿バルト9で行われた。
登壇したのは岩永洋昭(ガッツ役)、櫻井孝宏(グリフィス役)、行成とあ(キャスカ役)、三宅健太(ゾッド役)の4人。まずは三宅本人が、演じたゾッドの声で「生贄としてその身を捧げるのだ。貴様らの命、朝まで持つことができるかな!」とナレーションし、イべントがスタート。櫻井は「ここはバルト9ですが、今夜は“バトル9”。睡魔との戦いです。今宵、ともにベルセルクしましょう」と力強く宣言し、会場を沸かせた。
完結編を迎える心境を聞かれた岩永は「ついに来たなという感じ。楽しみにしてくれている友人には、覚悟しておいた方が良いよと伝えてあります。見た後の感想を聞くのが楽しみ」とコメント。また「オールナイト上映のアイデアは櫻井さんからなんですよね?」と司会から質問された櫻井は「『III』は最後だから盛り上げたいと思い、みんなでずっと話していました」と答え、「振り返ってみればアッという間でした。今回は3部作のなかでもとても重要なエピソードで、圧巻のクオリティに仕上がっています。全ての上映後、みなさんがどんな顔で始発に乗るのかが楽しみです」と作品をアピールした。
行成は「スクリーンから伝わるのは映像や音だけど、この作品はそれだけではなく、血生臭さや草の匂いなどを体で感じられると思います」と語り、三宅は「この作品にはガッツたちにとって乗り越えるべき困難な壁が多く登場しますが、前に進むからにはそれらを越えて行かなきゃいけない。壁を越えた先の希望を感じられる作品です。凄惨なシーンもあるけれど、心が弱っている人には荒療治になるかもしれない」と話した。
最後に岩永が「みんな、気合入れていくぞ!」とガッツの声で喝を入れると、会場は大きな拍手に包まれていた。
『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』は2月1日より全国公開となる。
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