韓国で大ヒットした映画『王になった男』のプレミア試写会が1月29日に新宿バルト9で行われ、主演したイ・ビョンホンが舞台挨拶に登壇した。
・イ・ビョンホンが登壇『王になった男』プレミア試写会、その他の写真
舞台挨拶は映画上映後に行われ、満席の場内は女性客の熱気でムンムン。黄色い歓声に迎えられて登場したビョンホンは、日本語で「(映画は)美味しかったですか?」とボケて笑いを誘ってから、改めて「面白かったですか?」と感想を尋ね、ファンたちは大きな拍手で出来映えを評価していた。
久々の来日で「一昨年の12月にファンミーティングがあって以来で、映画では(2011年2月の)『悪魔を見た』プロモーション以来です」とビョンホン。久しぶりに日本のファンと会った感想については「私にとって、ファンは友だちのようなもの。親しい友だちに久しぶりに会う胸のときめきを覚えています」とキラースマイルを浮かべていた。
韓国の豪華絢爛な王朝時代を舞台に、暴君の王とその影武者になった道化の1人2役を演じたビョンホン。出演の感想を聞くと「私にとっては初の時代劇、そして初の1人2役だったのでプレッシャーを感じていましたが、脚本を読んだときの愉快で楽しい気持ちが、私を最後まで引っ張ってくれたような気がします」と振り返った。
コミカルな場面も多く、監督は出演してくれるかどうか心配だったそうだが「(道化の)ハソンのキャラクターは私にとても似ているので、親しい友人やスタッフなどは、映画を見ても驚かなかった」と自らの素顔について明かしてくれた。
ただ、踊りのシーンは苦労したそうで「何ヵ月も練習してから撮影しました。最初は簡単だと思っていたのですが、韓国舞踊の基礎から学ばないとああいう繊細な表現はできないということを知り、本当に大変でした」と振り返り、足の動きをとらえたシーンは「先生に(代役を)お願いしました」と打ち明けた。
『王になった男』は2月16日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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