古代ローマ帝国から現代日本にタイムスリップした浴場設計技師が、銭湯の斬新さに触発される様子をコミカルに描き大ヒットした『テルマエ・ロマエ』。この映画の続編『テルマエ・ロマエII』が制作されることが明らかになった。
・59億円超の大ヒット『テルマエ・ロマエ』が台湾でも興行ランキング1位に!
古代ローマ人たちを阿部寛や北村一輝、市村正親ら“濃い顔”の日本人キャストが演じたことでも話題となった前作。一方、古代ローマ人たちが“平たい顔族”と呼ぶ日本人キャストを上戸彩らが演じており、『II』にも彼らが続投する。
『テルマエ・ロマエ』は興行収入59億8000万円を記録、台湾や香港でも海外配給され、“ローマ帝国の地”イタリアでも今年6月に公開される予定だ。『II』は、今年4月〜5月にかけて撮影。前作のローマ・チネチッタでの撮影をしのぐ壮大なスケールでの海外ロケを行う予定で、日本映画としては初となるブルガリアでの海外撮影を実施。ブルガリアに実物大のコロッセオのオープンセットを建設する予定だという。その他、日本国内の温泉地でも撮影される。
続編製作について主演の阿部は「我々が“古代ローマ人”として皆さんに受け入れられ、多くの支持を得た『テルマエ・ロマエ』の続編が決定したことを嬉しく思います」と喜び、「前作よりもはるかにスケールアップしたオープンセットを組むということで、今から撮影が待ち遠しいです」と期待を寄せた。
一方、上戸も「もう出られないと思っていたのですが、前作に引き続き、平たい顔族の代表として、今回も思いっきり(ヒロインの)真実を演じさせていただきたいと思います」とやる気を示し、「また、日本全国の皆さんに“温泉に入るように”くつろいでいただければと思います」とアピールした。
また、続編製作決定に合わせ、「第1回 国民的平たい顔コンテスト」の開催も決定。グランプリ受賞者には続編への出演や賞金10万円が贈られるという。応募期間は1月30日〜2月22日、応募資格は60歳以上の“味わいある日本人顔をした”男性。詳しくは映画公式サイト(http://thermae-romae.jp/)まで。
『テルマエ・ロマエII』は2014年GWに全国公開される。
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