『キャプテンハーロック』がCGアニメとして30年ぶりに映画化。特報も解禁!
『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』などで知られる松本零士の人気作『宇宙海賊キャプテンハーロック』が、CGアニメ映画として30年ぶりに映画化されることが発表され、あわせて特報が解禁となった。
『宇宙海賊キャプテンハーロック』は、地球連邦政府に叛旗を翻しながら、人類のために戦う宇宙海賊キャプテンハーロックと、無敵の宇宙戦艦アルカディア号に乗り込んだ40人の仲間たちの物語。1978年から79年にかけてテレビ朝日系にて放送されたほか、78年には『東映まんがまつり』内の作品として、79年には劇場映画『銀河鉄道999』の物語の一部として、それぞれ映画に登場。さらに、82年には『わが青春のアルカディア』も劇場公開されている。
それから30年を経た今回は、手描きアニメではなく、CGアニメとして映画化。単なる過去作品のリメイクではなく、クリストファー・ノーラン監督が『バットマン』シリーズを『ダークナイト』として蘇らせたように、リメイクというより“リブート(再誕)”に近い形だ。
そのために、『亡国のイージス』などのアクション大作を生み出してきた福井晴敏が脚本として加わり、『APPLESEED アップルシード』の荒牧伸志監督のもと、日本の名だたるスタジオから腕利きのクリエイターが集結するなど、最高のスタッフが集められた。
また、同作はヨーロッパでも圧倒的な人気を誇っており、フランスのテレビ放送における『宇宙海賊キャプテンハーロック』の視聴率は70%とも言われている。その人気ぶりは、フランス人の30〜40代が「アルバトール世代(フランス語で“ハーロック”の意)」と呼ばれていることからも伺える。
総製作費は、東映アニメ史上最高の3000万ドル(27億円/1ドル90円計算)を超える本作は、今年秋より全国公開予定だ。
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