映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』の完成披露舞台挨拶が2月5日に有楽町朝日ホールで行われ、キャストの柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ、染谷将太、井浦新と御法川修監督が登壇。本作の撮影現場について各々が、今までに経験したことがないくらい穏やかだったと振り返った。
・『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』完成披露舞台挨拶、その他の写真
同作は、不安を抱えながらも健気に日常を過ごしている現代女性のリアルな描写が共感を呼んでいる、益田ミリ原作の4コママンガ「すーちゃん」シリーズを初映画化した作品。
「すーちゃん」こと森本好子役を演じた柴咲は、この映画で初体験だったことを聞かれ、「こんなに穏やかで、事件性のない作品の主役をやらせてもらうのは初めて。現場の雰囲気ってボスとなる監督さんの影響で作られるものだと思いますが、(御法川)監督は現場でもすごく穏やかで、ちょっと天然なところもあったので、本当に(現場は)癒しの空間でしたね」と答えた。
「まいちゃん」こと岡村まい子役の真木は、監督からあるシーンで「真木さん、どうしましょうか?」と全面的に委ねられたことがあったと思い出し笑いを浮かべると、「監督は天然なところがあって、それも含め、すごく穏やかな現場でした」とニッコリ。「さわ子さん」こと林さわ子役に扮した寺島も「撮影が終わっても、すり減らない現場でした。疲れるというより、逆にパワーをもらいながら(自宅に)帰れました」と振り返った。
そんな穏やかな現場だと感じたのは、男性陣も同様のようで、染谷は「寺島さんに近いんですけど、こんなに清々しい気持ちで現場から帰ったことがなかった。自分は人を殺したり、殺されたりというハードな役が多いので嬉しかった」と話し、井浦は「朝の爽やかな空気を吸った気持ちのまま、現場を過ごせた。こういう現場もあっていいんだなって、しみじみと感じることができました」と語った。
また、この日は映画のキーワードである5つのお題が書かれたカードが用意され、それを1人ひとりが引き、書かれている内容について答える催しも行われた。柴咲が引いたのは「結婚」というお題で「フレキシブルな方がいいと思います」と切り出すと、「何歳までにしなきゃいけないとか、そういうルールはないと思うし、作りたくない。(結婚は)イメージとして、スタート地点でもゴールでもなく中間地点。責任もついてくる重要なポイントだとは思いますが、(結婚という中間地点から)2人の信頼関係が築かれ、形となって続いていくのだと思います」と自らの結婚観を明かしていた。
『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』は3月2日より全国公開となる。
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