父の裏切り、ナチス占領下でのトラウマ、奪われたバレエの夢、幾度の離婚…息子が描く知られざる人生
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5・6公開ドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』
貴重なアーカイブ映像と近親者へのインタビューで名声の裏に隠された本当の姿を描くオードリー・ヘプバーンの長編ドキュメンタリー『オードリー ・ヘプバーン』が5月6日より公開される。このたび、ポスタービジュアルが公開され、オードリーの息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラーがコメントを寄せた。
公開されたポスタービジュアルは、力強い眼差しで前を見つめるオードリーのアップを捉え、真っ白な背景に真っ赤なオードリーのリップとタイトルが映える目を惹く。
今回コメントを寄せたショーン・ヘプバーン・ファーラーは、オードリーの最初の夫、メル・ファーラーとの息子である。
彼が伝えたいのは、1人の女性としてのオードリーの姿だという。
「みんなと同じように不安や疑心を抱える生身の人間としての姿です。オードリーは自分のことを美しい人や特別な人という風に思ったことは ありませんでした。だからこそ、彼女は常に努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、誰に対しても優しい人でした」
プロデューサーのニック・タウシグとは、話し合ってすぐに描きたいオードリーの物語がピタリと一致したという。その内容とは、オードリーをよく知る人たちが語る、1人の女性の人生の真実の物語だ。
そこで、「なぜ、オードリーは今でも世界中で愛されているのか」について彼が導き出した答えは、次のようなものだった。
「私たちがオードリーを『自分たちと同じ1人の人間』として身近に感じてられるから。数多くのハリウッドスターとオードリーが違う のは、彼女は身1つで海を越え、シンプルな黒のドレスだけでこの世界へ飛び出してきたことです。だ からこそ、私たちはオードリーを応援したくなるのです」
その上で、本作品を「この素晴らしい作品はドキュメンタリー以上にオードリーの真実に迫り、伝記以上にオードリーの生涯を綴る、信念と愛情と思いやりの物話です。彼女がめいいっぱい生きた人生の物話なのです」と紹介、「優しさと愛情はなによりも勝るという安心感を求めたい時、人々は雨が降る日曜の午後にふとオードリーの作品を見返すのと同じように、きっとこの作品を何度も見たくなる」とアピールする。
永遠の妖精オードリー・ヘプバーンの知られざる人生を描く
本作品は、今なお独自の流儀やライフスタイルが人々にインスピレーションを与え続け、時代を超えて愛される永遠の妖精オードリー・ヘプバーンの知られざる人生を描くドキュメンタリー映画。
幼少期に経験した父親による裏切り、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った過去のトラウマ、奪われたバレエダンサーへの夢、幾度の離婚……劇中では、過去の貴重なアーカイブ映像とともに、近親者によって語られるインタビューによって、これまで隠されてきたオードリーの1人の女性としての姿が描き出す。
さらに、育児のために女優業を休業するなど、子どもたちへの深い愛情を注いでいたオードリー。晩年は、ユニセフ国際親善大使として自身の名声を善のために尽くし、慈善活動を通じて大勢の人たちに癒しと救済をもたらした。
本作品では、リチャード・ドレイファスやピーター・ボクダノヴィッチ監督ら俳優時代の仲間、そして 息子や孫、家族ぐるみの友人など、プライベートに迫るインタビュー映像がふんだんに盛り込まれ、愛情と寛容の力の証として存在する、極めて特別なひとりの女性の姿を、鮮やかにスクリーンによみがえらせる。
『オードリー ・ヘプバーン』は、5月6日より公開される。
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