“元共演者キラー”のペネロペ・クルス、夫婦同時アカデミー賞ノミネートで絶好調
【輝けるセレブたち】先日、第94回アカデミー賞のノミネートが発表され、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』による快挙に大きな盛り上がりを見せていますが、当コラムは夫のハビエル・バルデムと同時ノミネートを果たしたペネロペ・クルスに注目!
・ペネロペ・クルス、ヴェネチア国際映画祭で女優賞受賞! 圧巻の美しさは食事とバレエの賜物
スペインが誇る女優であるペネロペは、いまやハリウッドでも大きな存在感を発揮しており、現在公開中の本格スパイ・アクション『355』でも見事なアクションと華やかな美しさを放っています。今回は、ペドロ・アルモドバル監督とのゴールデンコンビが7度目のタッグを組んだことでも話題の『Parallel Mothers(英題)』で主演女優賞にノミネート。本作では、予期せぬ妊娠をしてしまう女性を熱演し、高く評価されています。
トム・クルーズにマシュー・マコノヒーも、共演者が次々落ちる魔性の女
現在47歳のペネロペは、映画デビューから今年で30周年。1999年の『オール・アバウト・マイ・マザー』で国際的に認知されると、ハリウッドにも活躍の場を広げ、注目を集めました。その後、マット・デイモンやニコラス・ケイジ、トム・クルーズ、マシュー・マコノヒーといった錚々たる俳優たちと恋の噂が絶えず、「魔性の女」「共演者キラー」と称されたことも。“スペインの至宝”と呼ばれる美しさだけに、誰もが虜になってしまうのはうなずけます。
彼女にとっては、ハリウッドきってのトップスターたちとの恋愛を楽しむことも“美の秘訣”だったのかもしれませんが、ただ美しいだけでなく、女優としてのキャリアも着実に重ねているのがペネロペの魅力。アカデミー賞の助演女優賞をはじめ、カンヌ国際映画祭やヴェネツィア国際映画祭でも女優賞に輝くなど、見事な活躍ぶりで第一線を走り続けています。
同郷のハビエル・バルデムと結婚、家庭も仕事も順調そのもの!
2010年には、ペネロペのデビュー作『ハモンハモン』以来たびたび共演をしていたハビエル・バルデムと結婚。2人は2008年の『それでも恋するバルセロナ』の共演がきっかけで交際に発展したと言われていますが、ハビエルが『ノーカントリー』の怪演で一躍世界的な注目を集めた直後でもあるため、“イイ男”を捕まえるタイミングもさすがです。
・若かりし頃のハビエル&ペネロペの写真など、その他の写真はこちら!
2人の子どもにも恵まれ、おしどり夫婦と言われるほど仲睦まじいペネロペとハビエルの2人。家庭でも仕事でもお互いを高め合える存在がいることも、ペネロペが輝き続けている理由とも言えそうです。果たして、『愛すべき夫妻の秘密』で主演男優賞にノミネートされたハビエルとともに、夫婦同時受賞となるか。今年のアカデミー賞では、どんなドラマが待ち受けているのか例年以上に期待が高まるところです。(文:志村昌美/ライター)
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