山田洋次監督が81歳にして初めてラブストーリーに挑むことも話題の『小さいおうち』。この映画に松たか子、倍賞千恵子らが出演することが明らかとなった。
・山田洋次監督が直木賞受賞作「小さいおうち」で初のラブストーリーに挑戦!
同作は、中島京子の直木賞受賞作「小さいおうち」を映画化するもので、東京郊外の“小さいおうち”で起こった小さな恋愛事件の真実を、昭和と平成の2つの時代を通して描いた意欲作。
松が出演するのは昭和パートの方で、東京郊外のモダンな赤い屋根の小さな家で、夫と息子と暮らす平井時子役。ある日、夫の勤める会社の青年・板倉が現れたことで、心が揺れ動いていくといった役どころだ。
一方、倍賞が出演するのは平成パートの方で、その家にかつて女中奉公していた布宮タキ役。彼女がその“小さいおうち”で起こった出来事を綴った数冊の大学ノートから、やがて松演じる奥様の秘められた恋心が浮き彫りになっていく。
本作への出演について松は「山田監督に、時子という難しい役をいただき、感謝と緊張でいっぱいです。私にとって彼女は、まだまだミステリアスな女性ですが、素敵な共演者の皆さんと共に、しっかりとじっくりと撮影に臨みたいと思っています。平成パートの皆さん、そして御覧になる皆様に、想像を膨らませていただけるように演じられたらと思います」とコメント。
一方、平成パートでタキを演じる倍賞は「久しぶりの山田監督の作品に身を置いて、緊張しながら、でも楽しく撮影が出来たらなと思っております」と述べている。
ほかに、若い頃のタキ役に黒木華、時子の夫役に片岡孝太郎、夫の会社で働く板倉役に吉岡秀隆、タキを慕う親類の青年役に妻夫木聡が出演。本日3月1日にクランクインし、クランクアップは5月末予定。2014年1月より全国公開となる。
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