滝川クリステルが愛犬アリスと映画イベントに登場、動物との共存を呼びかける!
宮崎県の保健所を舞台に、新たな飼い主が見つからなければ殺処分される犬の母子と、保健所職員らが織りなす実話を映画化した『ひまわりと子犬の7日間』。この映画のチャリティ親子試写会が3月2日に丸の内ピカデリーで行われ、井上信治環境副大臣と滝川クリステル、平松恵美子監督らが登壇した。
1年間に22万頭もの犬や猫が自治体に引き取られ、その8割にあたる17万頭が殺処分される現実に触れた井上環境副大臣は、「25年前には100万頭が殺処分されていたことを考えると少しずつ減ってきていますが、一番大切なのは、飼い主1人ひとりが愛情と責任を持って飼っていくことだと思います」と動物愛護を呼びかけた。
続いて、愛犬のアリスと登場した滝川は「この子は福島の浪江町で、元の飼い主さんが避難した後、1ヵ月間ずっとそこにいて、運良く助けられた子です。私も震災前からずっと里親として犬を引き取ろうと考えていたのですが、縁があって、震災時に意を決して里親になろうと決めました」とアリスとの出会いを説明すると、「一緒に暮らし始めて2年近くなります。今日は、思いのほかアリスがおとなしくしているので良かったです」と笑顔をのぞかせた。
また殺処分については「私も報道番組などで随分前から取り上げていますが、殺処分の事実を知らないという人も多かった。この作品はそんな知らない現実を知ってもらう意味で作られた映画だと思います」と話し、「映画を見て里親になるなど、お子さんが動物を飼う際の選択肢のヒントになればいいと思います。殺処分ゼロを目指して、私も頑張りたいと思います」と動物との共存を呼びかけていた。
『ひまわりと子犬の7日間』は3月16日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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