レオナルド・ディカプリオが悪役に初挑戦した『ジャンゴ 繋がれざる者』のプロモーションのために来日。3月2日に丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶に登壇した。
「ハロー!」と言いながらディカプリオが登場すると、客席からは黄色い歓声に混じって「アイ・ラブ・ユー!」という声が。そうした声に「サンキュー」と応じたディカプリオは、「みなさん、来てくれてありがとう。日本が大好きなので、いつも戻ってくるのを楽しみにしています」と挨拶。
本作の監督・脚本を担当しているクエンティン・タランティーノの前作『イングロリアス・バスターズ』(09年)の大ファンだそうで、「『ジャンゴ』の脚本がハリウッドに出回ったときにはみんながショックを受けた。というのも、アメリカの歴史でも暗黒の、非常に醜い時代を描いているから。こういう大胆なことはハリウッドのスタジオシステムではなかなかできないし、それができるのはタランティーノくらい。だからこそ僕はこの映画に、ぜひとも出たいと思ったんだ」と振り返った。
演じているのは大農園の残忍な独裁君主カルビン・キャンディ。「今まで見てきたなかで最悪の悪役。ぜひみなさん、これからご覧になってください」と話すと、「参考にした悪役は?」という質問には、「『トゥルー・ロマンス』のときのゲイリー・オールドマンと、『トゥームストーン』のときのヴァル・キルマー。2人の素晴らしい悪役の、南部がかったしゃべり方なんかを参考にさせてもらったよ」と答えた。
また一部メディアで「休業宣言」と報じられたことについては完全否定し、「何か発言する度に、まったく違う意味にとられてしまうことがよくあるんだ。僕はこの2年間で『華麗なるギャッツビー』『ジャンゴ 繋がれざる者』『The Wolf of Wall Street(原題)』の3本を撮影し、とてもエキサイティングな体験だったけど、とっても疲れたので、その記者に『ちょっと休憩が必要だ』と言ったら『引退』と書かれてしまった」と苦笑い。「本当に、ちょっと休憩するだけなんだよ」と話していた。
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