『相棒』初主演の川原和久、水谷豊のボケに「突っ込みが遅れた」と反省

2013.03.06

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前列左から国仲涼子、川原和久、田中圭、水谷豊、及川光博。後列左から神保悟志、山西惇、大谷亮介、山中崇史、六角精児

常に高視聴率を誇る人気シリーズの劇場版最新作となる『相棒シリーズ X DAY』。この映画の完成披露試写会が3月5日に新宿バルト9で行われ、上映前に9Fロビーに組まれた特設ステージでお披露目イベントが行われた。

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本作は金融をテーマに、日本経済崩壊の日となる「X DAY」が迫るなか、お馴染みの川原和久演じる捜査一課の伊丹憲一刑事と、田中圭扮する新たに登場するサイバー犯罪対策課専門の岩月彬捜査官が“相棒”を組み、真相に迫っていくというストーリー。

田中は「ちょっと緊張しています。僕はこの『X DAY』から相棒シリーズに参加させていただくことになりました。大変光栄なことだと思っています」と挨拶。川原は「田中圭くんよりか21歳くらい年上ですかねぇ、随分と若い相棒を得て非常に楽しく撮影させていただきました」と語った。

また紅一点、東京明和銀行に勤める麻生美奈を演じた国仲涼子は「私は本当に女1人だったんですけど、いいスパイスになればなと思って演じました。男性陣がとにかくカッコイイので、そこを見てもらえればと思っています」と話した。

その後、スペシャルゲストとして警視庁特命係係長の水谷豊と、今は警察庁長官官房付きとなっている及川光博が花束を持って登場。川口に渡すはずの水谷は、隣の国仲に渡そうとボケる場面も。花束を受けとった心境を聞かれた川原は「豊さんのボケに対する突っ込みが、若干、遅れたことを悔やんでいます」と話し会場を沸かせた。

また、司会から「伊丹刑事は（『相棒』の）プレシーズンから登場している数少ないレギュラー。改めて川原さんに祝福の言葉を」と求められた及川は、「川原さん、そして伊丹刑事、本当におめでとうございます」と祝福の言葉を述べると、「去年の10月もそうですけど、再会するたびに『おめでとうございます』と言っている気がします」と、川原と女優・松本紀保との昨年10月の挙式を踏まえた言葉を投げかけ、川原を照れさせていた。

一方、水谷は「とても心配でした」と話し間をおくと、「誰が伊丹刑事とコンビを組むのか、田中さんと決まったときにホッとしました。何とか事件を解決してくれるだろう」と続け笑いを誘うと、「今日、こうしてみんなで集まっているということは、おそらく事件は解決したんでしょう。楽しみに僕もこれから拝見します」と話していた。

『相棒シリーズ X DAY』は3月23日より全国公開となる。