鬼才クローネンバーグ監督が70歳に! バルカン星人の長寿と繁栄ポーズで自らを祝福!?
(C) Kazuko Wakayama
鬼才として知られるカナダ人監督デヴィッド・クローネンバーグが、3月15日に70回目の誕生日を迎えた。
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『ヒストリー・オブ・バイオレンス』やトロント国際映画祭で同じく最高賞の観客賞を受賞した『イースタン・プロミス』など暴力性を秘めた人間の本質に鋭く迫る独創的な作品で、世界中にファンを持つクローネンバーグ監督。
昨年秋には『危険なメソッド』が日本で公開。『トワイライト』シリーズで大ブレイクしたロバート・パティンソンが主演する最新作『コズモポリス』も、来月日本公開される。さらには次回作『Maps to the Stars』のクランクインを初夏に控え、70歳とは思えない精力的な仕事ぶり。思えばマーティン・スコセッシ監督も、アカデミー賞外国語映画賞受賞作『愛、アムール』のミヒャエル・ハネケ監督も現在70歳。寿命の延びた昨今、70歳は円熟味も増す絶頂期と言えるのかもしれない。
ちなみに、手の形が独特な写真のポーズは、クローネンバーグ監督がフォトセッションのときに時折するもので、なんと、『スタートレック』のバルカン星人の“長寿と繁栄”を示す挨拶ポーズでもあるという。70歳を迎えますます意気軒昂な監督にピッタリのポーズだと言えるだろう。
なお、欲望にまみれた若き投資家の栄光と破滅を描いた『コズモポリス』は4月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開される。
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