映画初出演ながら史上最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスが来日。3月27日にスペースFS汐留で行われたプレミア上映会に登壇した。
・史上最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた9歳女優が喜びのコメント!
彼女が主演した『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』は、父親と2人きりで暮らす少女が織りなす奇跡の物語を描いた作品。出演当時は6歳で現在は9歳になったウォレス、立ち振る舞いには余裕が感じられすでに大女優の片鱗を見せるが、アカデミー賞にノミネートされたときは“オスカー”とも呼ばれるこの賞のことを知らなかったそうで、「『オスカーって誰?』って思っていたの」と無邪気な一面をのぞかせた。
今回はママと2人で来日したそうで、映画を初めて見たときの家族の感想について「私は4人きょうだいで、家族全員で見てくれたんですけど『ワォ! この子にこんな才能があったとは!』と驚いていました」と得意げな表情。オバマ大統領も本作を絶賛していてホワイトハウスにも招かれたが、その感想を尋ねると「とても楽しくて、悪い経験じゃなかったわ」と大人びた笑顔を浮かべた。
この日は同じ名子役として芦田愛菜が花束贈呈にかけつけた。芦田は「通じるかどうか」と照れながらも流ちょうな英語で「今は桜が満開で、とても綺麗です。どうぞ日本滞在を楽しんでください」と語りかけ、ウォレスは「ワォ!」と目を丸くしていた。
一方、ウォレスから「毎日、遊ばずにはいられないお気に入りのゲームは?」と聞かれた芦田は、「毎日学校でお友だちと遊んでいるのは、縄跳びと鬼ごっこです」とニッコリ。ウォレスも「私も好きです!」と嬉しそうだった。
最後に見どころについて聞かれたウォレスは「家族が面倒をみてくれているから今の自分があるんだということを描いた映画。大人になっても家族のことを思っていたいと感じる作品です」とアピールした。
『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』は4月20日よりシネマライズほかにて全国公開される。
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