文豪トルストイの名作をキーラ・ナイトレイ主演で映画化した『アンナ・カレーニナ』。公開直前の3月28日に都内試写室で行われた試写会に、杉浦太陽とすみれが登場した。
先月授賞式が行われたアカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞した本作。石田純一の長女でもあるすみれは、劇中でナイトレイがまとっていたドレスを着用し、「オッチョコチョイなので、私が着て大丈夫かな」とかなり緊張した様子。
夫と子どもがいながらも、若い将校との愛にのめり込んでいく主人公・アンナの生き方についてすみれは「複雑で切なくてドラマチックなところもあって、こんな恋をしてみたい。アンナのように頭ではなくハートで行く気持ちは分かります。愛のために生きる女性はカッコイイ」と憧れの気持ちを述べていた。
だが、“愛に生きる”を実戦する父・石田について聞かれると、「パパみたいに愛のために自由に生きるのもいいけどバランスが大事。いまは家族も仲良くみんなハッピーになったのでいいのかな。運命というのがあるし、道は変わるものなので、ハッピーエンドで良かったかな」と複雑な心境を告白した。
一方、映画を「どうしても夫の立場で見てしまう」という杉浦は「複雑な気持ち。(夫の)気持ちが分かるし胸が痛い。自分なら愛する妻に『(別の男を)愛してる』って言われたら死んじゃいます」と語った。
杉浦には今月21日に第3子が誕生。名前はほぼ決めたそうで、その発表はなかったが、「あとは出生届を出すだけです」と報告。出産にも立ち会ったそうで「生まれてすぐ、10秒も経たないうちに笑ったんです。『お母さん、ありがとう』って感じでした」と感激した様子で、妻でタレントでもある辻希美については「25歳でよく3人も産んでくれたと思います」と感謝していた。
杉浦は、運命の恋に落ちたアンナの生き方に絡め「僕にとっては妻との出会いが運命で、彼女以上の女性はいない」と断言。「そろそろ誰かいないかな?」と出会いを期待するすみれは「私も4人くらい子どもがほしい」と母親願望を語っていた。
『アンナ・カレーニナ』はTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開中。
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