アンジェリーナ・ジョリー、初監督作が盗作疑惑で訴えられるも勝訴の見込み
アンジェリーナ・ジョリーが、初監督作『In the Land of Blood and Honey』(原題)のプロット盗用疑惑で訴訟された裁判が間もなく終了するが、彼女が勝訴を収めることになりそうだ。
アンジェリーナが2011年に発表した同作は、1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中に、敵側であるセルビア人兵士にレイプされたボスニアの女性が彼と恋に落ちるというストーリーだが、クロアチア人ジャーナリストのジェームズ・ブラドック氏が、自身の小説「The Soul Shattering(原題)」を盗作したものだとして、イリノイ州でアンジェリーナと製作会社のGK Films、配給会社のFilm Districtを相手に訴えを起こしていた。
ブラドック氏は、映画が彼の著作権を侵害していること、同作のプロデューサーのエディン・サルキック氏が事前にブラドック氏の著書を読み、映画化について話し合ったと主張、全米公開3週間前に損害賠償を求めていた。
だが、ゴシップサイト「RadarOnline.com」によると、先月29日(現地時間)、イリノイ州連邦裁判所の判事は、小説と映画の間には著作権侵害に当たるような類似点はないとし、ブラドック氏に裁判を継続すべき理由を4月12日(現地時間)までに提示するよう命じたという。1年以上続いた裁判だが、どうやら5月と噂されているアンジェリーナとブラッド・ピットの挙式前に決着が着きそうだ。
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