白石晃士監督がWOWOWとタッグを組んで贈るオリジナル企画『オカルトの森へようこそ』が今夏、放送・配信されることが明らかになった。
・シェイクスピアもたどり着かなかった悲劇!狂気に満ちた精神の暗黒世界へようこそ
オリジナルPOV(主観視点)ホラーを展開
本作は、『貞子vs伽椰子』(16年)や『不能犯』(18年)を手がけ、ホラー映画を得意とする白石が監督・編集を務めるオリジナルPOV(ポイント・オブ・ビュー=主観視点)ホラー。異界とつながる祟りの森を舞台に、映画監督と助監督、悪しきものに取り憑かれた美女、“スーパーボランティア”の男性、イケメン霊媒師が次々と迫りくる恐怖から逃げ惑い、時に立ち向かう様を描く。
ホラー映画監督の黒石光司(白石)は助監督の市川美保を引き連れて、ある山奥の家を取材する。そこには黒石の映画のファンだという、精神混乱気味の美女・三好麻里亜がいた。彼女は必死に訴える、「私が体験した出来事は、監督の映画の内容そのものなの」と。そして不気味な麻里亜の家で、黒石のカメラが思いもよらぬ現象を捉え始める。事態はより恐ろしく、不可解で危険な方向へと猛スピードで向かっていく。次々と恐怖が迫りくる森の中、“スーパーボランティア”の男性に助けられ、さらにイケメン霊媒師も加わり、カメラは絶えず恐ろしい出来事を記録していく。麻里亜を救うため、そして傑作映画を作るため、撮影隊の冒険が始まる…、というストーリーが展開される。
白石晃士監督「現時点の集大成と言える『白石晃士 FES 2022』な内容でございます」
白石監督はこれまでも『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズ、『ある優しき殺人者の記録』(14年)、『オカルト』(09年)などで自身がカメラマンとなり、POVで展開する臨場感あふれる映像を届け、ファンから支持されているだけに本作は待望の新作となる。また、連続ドラマ形式での放送は白石監督のPOVホラーシリーズでも初の試みとなり、WOWOWドラマ史においてもチャレンジングな内容だという。
白石監督自身は「コメントお待たせしました皆々様。久々にホラーに舞い戻って参りました。とはいえちょいとコメディタッチの楽しいホラーです。あんなスーパーヒーローやこんなスーパー霊能者、美しき呪われ者や変人、バケモノやクセ者たちが登場する、殺人殺人また殺人、危機また危機、おバカにつぐおバカの連続活劇でございます。ワタクシの超常エンタメPOVの最新型にして現時点の集大成と言える『白石晃士 FES 2022』な内容でございますので、ぜひ、会場となります WOWOW “オカルトの森” へお越しくださいませ。お待ちしております」とコメントしている。
『オカルトの森へようこそ』はWOWOWにて今夏より放送・配信。
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