『ジョーカー』ホアキン・フェニックスが甥に本の読み聞かせ…愛おしい日々をモノクロで切り取る
ホアキン・フェニックス主演、『20センチュリー・ウーマン』(17年)のマイク・ミルズが監督・脚本を務めた『カモン カモン』が4月22日より全国公開される。今回、場面写真が公開された。
ふたりが過ごした愛おしい日々を物語る場面写真公開
NYを拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニーは、LAに住む妹が家を留守にする数日間、9歳の甥・ジェシーの面倒を見ることに。それは彼にとって、子育ての厳しさを味わうと同時に、驚きに満ちあふれたかけがえのない体験となる。それぞれの孤独を抱えたふたりは、ぶつかりながらも真正面から向き合うことによって、新たな絆を見出していく…。
主人公ジョニーを演じるのは、『ジョーカー』(19年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。狂気のイメージから一転、甥に振り回される男に扮している。ホアキンの相手役ジェシーを務めたのは、オーディションで選ばれ、英国アカデミー賞の助演男優賞ノミネートされた新星ウディ・ノーマン。自然体で天真爛漫な存在感でこの物語をまぶしく輝かせる。オスカー常連の名優と期待の新人による親密な掛け合いもほほえましい。
解禁された場面写真は全9点。ジョニーが本の読み聞かせ中にジェシーと見つめ合う姿をはじめ、友人らとNYの街を歩いたり、ピザ屋でハイタッチする夕食時、西海岸での砂浜遊び、録音機を持って公園を散歩する様子など、ふたりが過ごした愛おしい日々を物語る。
また、ギャビー・ホフマン演じるジョニーの妹ヴィヴが、息子のジェシーと笑顔で床に寝転がる親子の仲睦まじい場面や、ジョニーと寄り添い合う兄妹の姿を捉えた写真も。『女王陛下のお気に入り』(19年)でアカデミー賞候補となった撮影監督ロビー・ライアンが手がけたモノクロの映像から、どれも眩く美しいシーンが切り取られている。
第89回アカデミー作品賞にも輝いた『ムーンライト』(17年)、そして『レディ・バード』(18年)、『ミッドサマー』(20年)など、注目作を数多く生み出しているA24の新作ということで期待が高まる本作。続報にも注目だ。
『カモン カモン』は4月22日より全国公開。
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