『HK/変態仮面』が初日! 女性客の多さに監督も喜び!
1992年〜1993年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された「究極!!変態仮面」を鈴木亮平主演で映画化した『HK/変態仮面』。この作品が4月13日に公開となり、新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に主演の鈴木をはじめ、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、福田雄一監督、あんど慶周(原作者)が登壇した。
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本作は、女性のパンティをかぶることで超人的なパワーを発揮する「変態仮面」に変身する色丞狂介(しきじょう・きょうすけ)が主人公。登場すれば悪人に笑われ、助けた人には逃げられる。それでもパンティを被ることを止められない、誰にも賞讃されないヒーローを描いた作品。
福田監督は「自分ではメチャ面白いと思っていますが、申し訳ないという気持ちも。どんな人が見てくれるのか、ものすごく不安だった」と初日を迎えるまでの心境を吐露すると、女性客も大勢来場していることに対し「今までで一番嬉しいかもしれない。舞台挨拶でこんなにシドロモドロになるのは初めて。本当にビックリですね」と喜びを口にした。
変態仮面を演じた鈴木は「映画が完成して初日舞台挨拶に立っているのが信じられないくらい。会場にもザッと見渡すと6人の変態仮面がいますね(笑)。20年くらい前のマンガが現代に蘇ったと思うと感慨深いものがあります。体作りのためにいつも鶏肉を食べていました。1年で400羽くらい。撮影が終わってからは鶏がダメになり、1度も食べていないです」と、役に合わせ、肉体改造した苦労話を明かした。
また、本作の台湾、香港公開が決定したほか、10近くの映画祭からオファーが殺到していることについては「1年前に福田さんとムロくんと話したときに、僕は世界に通じる作品にしたいと言ったんです。福田さんも『俺も完全に同じことを考えている』と。世界に向けて、これがクールジャパンだと言える作品になりました」と語った。
一方、ヒロインを演じた清水は「男性だけでなく、我らが女子も来てくださって、とても嬉しいです。この映画を見て変態仮面をカッコイイと思ってくれたらと思います」と話していた。
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