福本莉子、プレッシャーから涙も…『今夜、世界からこの恋が消えても』メイキング
一条岬の同名小説を映画化した『今夜、世界からこの恋が消えても』が7月29日に公開される。このたび、場面カットとメイキング映像が公開された。
・なにわ男子・道枝駿佑、10代ラスト出演映画で初主演「自分らしくやり切りたい」
公開された場面写真には、なにわ男子の道枝駿佑演じる主人公・神谷透と、福本莉子演じるヒロイン・日野真織が、毎日消えゆく日々の中で、昨日が失われても明日の小さな幸せを懸命に掴み取ろうともがく姿が切り取られている。
また、メイキング映像では、劇中の季節が春から夏にかけてということで、雪のちらつく寒い屋外で半そでやノースリーブでの撮影中でも寒さを感じさせないまぶしい笑顔で役と向き合う2人の姿が映し出される。三木孝浩監督の指導を仰ぎながら、透と真織の初々しいデートシーンを試行錯誤しながら演じていく。
さらに、撮影クランクイン前に行われた、台本読み合わせ時の超貴重映像も公開。
緊張感漂う中、台本の読み合わせに挑む道枝と福本。時に笑いが巻き起こりながらも、終始真剣な眼差しでセリフを掛け合わせていく2人の姿に、この作品への覚悟と意気込みが感じられる。
読み合わせ終了後も、自身の中で疑問の残る部分について監督に熱心に質問する2人。三木監督との再 タッグとなる福本は、本作品の撮影に対する不安やプレッシャーから、監督のあるひと言で涙してしまう……。
『セカチュー』(04) 『キミスイ』(17)に続く切ない恋『セカコイ』
本作品は、眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公の儚くも切ない愛の物語。
一日ごとに記憶を失ってしまう君と忘れるはずがないほど恋をした。僕の人生は無色透明だった。真織と出会うまでは。クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い絶対に本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れた。そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなった頃、僕は知る。
「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」
彼女はその日の出来事を日記に記録して、朝目覚めたときに復習することで何とか記憶をつなぎとめていた。その日ごとに記憶を失ってしまい、明日が来ることを恐れながら生きる彼女と、一日限りの恋を積み重 ねていく日々。しかし僕には真織に伝えていないことがひとつだけある。だから、真織の幸せを守るために、僕は“ある作戦”を立てた──。
『今夜、世界からこの恋が消えても』は、7月29日に公開される。
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