人気シリーズの第21作目となる『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』。この映画が4月20日に公開となり、TOHOシネマズ日劇で行われた初日舞台挨拶に矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみのレギュラー声優陣と、ゲスト声優陣のコロッケ、渡辺直美、川越達也が登壇した。
“下町コロッケどん”を演じたコロッケは、今回が声優初挑戦。とても緊張していたと振り返ると、「1つだけ気をつけたのが、誰の声にも似ないようにすること。ちょっと力を入れると志村けんさんになったり、美川憲一さんになったり」と、モノマネの第一人者らしい苦労話を吐露。
声優とモノマネとは全く別物かと司会に質問されると「モノマネは結構ふざけて終わるものが多い。恐竜とかね」と答え、客席からの拍手に促されてティラノザウルスが歩く姿を披露した。
“しょうがの紅子”を演じた渡辺は「初めて声優をやらせていただきました。4行くらいセリフがあるときは息が続かなくてハァハァ言ってしまい、痩せようと心から思いました」とコメント。これに対し司会から「痩せようと思ったって今何キロ?」という失礼な質問が飛び出した。そんなデリカシーのない質問に、しんちゃんも非難囂々(ひなんごうごう)かと思いきや、途中で「オラも聞きたい」と寝返り、渡辺も「ダメですよ、女の子にそういうこと聞いちゃ」と言いつつ「98キロです!」と絶妙なタイミングで答え、会場を盛り上げた。
一方、川越シェフという自身の役を演じた川越は「お仕事をいただいた際には、嬉しかったと共に緊張したんですが、日本の料理業界を代表して一生懸命やらせていただきました」と挨拶。またシェフらしく「劇中に出てくる伝説のソースがどんな味なのか、ずっと気になっていたし、再現してみたくなった」とも話していた。
そうしたなか、コロッケのことを子どもの頃からリスペクトしていたという渡辺は「小さい頃からモノマネ番組を見させていただき、勝手に師匠って呼んでいるんですけど」と明かすと、2人でコロッケの十八番の1つである岩崎宏美の顔マネをすることに。「せーの!」というかけ声と共に岩崎宏美になりきった2人に、しんちゃんも「ワーォ!」と感激した様子。会場からも大きな笑い声が響いていた。
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