2077年の未来を舞台にしたSF大作『オブリビオン』。この映画の来日記者会見が5月7日にザ・リッツ・カールトン東京で行われ、主演のトム・クルーズ、ヒロインを演じたオルガ・キュリレンコ、ジョセフ・コシンスキー監督が登壇した。
今年1月に『アウトロー』のプロモーションで来日して以来、わずか4ヵ月で再来日と超スピード来日となったクルーズは、「とてもいい天気のなか、日本に来ることができて嬉しいです。『オブリビオン』は私たちが誇りを持って日本のみなさんにお見せできる作品です。みなさんの温かい歓迎に感謝しています」と挨拶。
『007/慰めの報酬』以来、約4年半ぶりの来日となるキュリレンコは「日本に戻って来られて嬉しいです。日本は大好きな国なんです。私は10日間日本に滞在し、『オブリビオン』を携えて各地を回る予定です。この作品は自分の出演した中でも最高の映画で、トム、ジョセフという敬意を表するべき方たちと一緒に参加できたことを嬉しく思います」と話し、『トロン・レガシー』以来、約2年半ぶりの来日となるコシンスキー監督は「みなさん本日はありがとうございます。この映画ができるまで、私は8年もの旅をしました。日本が最後の公開国になりますが、この素晴らしい作品を楽しんでください」と語った。
また、本作の魅力についてクルーズは「映像が本当に素晴らしいですし、人間性がよく捉えられていますし、ロマンスも含まれており、何層にも重なってできている作品なんです」と話し、「何度かSF作品に出ていますが、『オブリビオン』はこれまでとは全く異なる、全体にロマンスが満ちあふれた素晴らしい作品です」とアピール。
クルーズと共演したキュリレンコは「この作品でトム、監督とご一緒できて嬉しいです。この作品はトムがいなければできなかった作品。毎日仕事に行くのが楽しい現場だったので、機会があれば何度でもご一緒したいと思います」と話した。
一方、クルーズは「先の読めないストーリーという、この映画の魅力に絡め、これまでの人生で予想外の展開が起きたことはあるか?」と尋ねられると「人生はいつも驚きに満ちていますよ(笑)。それが人生の素晴らしいところです。驚きの展開が続くので、一映画ファンの僕も楽しめる映画です」と語った。
また、今回が19回目の来日となるクルーズは「もし日本で映画を撮影するとしたら、どこで撮影したいか?」という質問に「日本は美しい国ですから、ここで映画を撮るのは私の夢でもあります。私はもう19回も日本にお邪魔していますが、あと19回来てもいいくらい。それほど大好きな国です」と話していた。
『オブリビオン』は5月31日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開となる。
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