トム・クルーズ主演のSF大作『オブリビオン』のジャパンプレミアが5月8日に六本木ヒルズアリーナで行われ、来日中のクルーズ、オルガ・キュリレンコ、ジョセフ・コシンスキー監督が登場した。
本作は2077年の未来が舞台。60年前にエイリアンの攻撃を受け、地球は全壊。生き残った人類が他の惑星へと移住をはたすなか、ただ1人、荒廃した地球に残りパトロールをしているジャック(クルーズ)。彼はある日、墜落した宇宙船で眠る美女ジュリア(キュリレンコ)を発見、目を覚ました彼女はなぜか会ったことのないジャックの名を口にするという内容だ。
この日は、映画に登場する高度1000m上空にそびえたつ60年後のモダン住居“スカイタワー”の一部が六本木ヒルズアリーナに再現され、600人のファンと100人以上のマスコミが集結するなか、クルーズは真っ白なホワイトカーペットを練り歩き、約2時間かけてファンサービスを行った。
その後、クルーズは「こんばんは。いつもあたたかい歓迎をありがとうございます。この作品を日本に持ってこられたことを誇りに思います。ありがとう、トーキョー! ありがとう、ジャパン!」とコメント。
キュリレンコは「みなさんはじめまして、オルガです。来日は4回目になりますが、日本は大好きな国なの!今日はお集まりいただきありがとうございます」と話し、コシンスキー監督は「私は東京が2度目になります。日本は映画好きな方が多いので本当に嬉しいです。『オブリビオン』はあと数週間で公開になりますので、楽しみにしていてください」と語った。
続いて行われた舞台挨拶でも、ファンに大きな拍手で迎えられた3人。クルーズは会場に向けて「みんなを愛しています!」と感謝の気持ちを伝え、映画の魅力を存分に話していた。
『オブリビオン』は5月31日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開となる。
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