菅田将暉、惨殺トラップ付き狭小セットで「どんどん心も余裕がなくなっていく…」
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3・2『CUBE 一度入ったら、最後』 豪華版Blu-ray発売
1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督の映画『CUBE』の日本版公式リメイク『CUBE 一度入ったら、最後』 豪華版Blu-rayが3月2日発売される。このたび、特典映像ダイジェストが公開された。
メイキング映像では、約3週間かけて建て込まれた4.5メートル四方の六面体「CUBE」のセットで、多種多様な惨殺トラップが、どのような方法で撮影されたのか裏側が明かされる。
手が豆だらけになるほど体を張って演技した主演の菅田将暉は次のように撮影を振り返る。
「こんなにワンシチュエーションでずっとやることはないので、新鮮でした。景色が変わらないのは、どんどん心も余裕がなくなっていくし、劇中通り。なんか不思議な疲れ方するんですよね」
杏も「最初、腕が筋肉痛に……」と言うほど、特殊な環境での過酷な撮影を乗り越えてきたことがうかがえる。
過酷な撮影の一方で現場は和気あいあいとしたフレンドリーな雰囲気だったことがわかる。
岡田将生は「今回チームワークが良くて」と語り、斎藤工は「一家の集まりみたいな感じ」と田代輝の13歳の誕生日を祝う様子など、楽しげな現場が映し出される。
撮影中、ハッチのバーが動いてしまいテイクがNGになるシーンでは、吉田鋼太郎が「(犯人は)俺?」と聞くと、菅田が「犯人探しはやめましょう!」とフォローするも、斎藤工が「証拠は残っているかと思います!」と言い、笑いが起こり、抜群のチームワークを感じさせる。
Blu-ray豪華版に収録されるメイキング映像とイベント映像集は約94分にもわたる。映画の謎に迫ること ができる、清水康彦監督によるオーディオコメンタリーも必聴。フォトブックや特製スリーブケースまでついてくるのでオススメだ。
ヴィンチェンゾ・ナタリ初の公認リメイク
本作品は、97年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督『CUBE』の日本版公式リメイク。
突然閉じ込められた、何の接点もつながりもないエンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員の6人。脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった殺人トラップが次々と襲う。仕掛けられた暗号を解明しなければ抜け出せない過酷な環境で、徐々に表れていく人間の本性……。果たして彼らは無事に脱出することはできるのか?!
主題歌は、星野源「Cube」。
『CUBE 一度入ったら、最後』Blu-ray(7,370円・税込)は、3月2日発売。
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