『イカゲーム』で女優デビュー、チョン・ホヨンの魅力が伝わる3枚の写真
【アジアンビューティー】 K-POPが世界を席巻するなど、今やアジアはトレンドやカルチャーの発信地として注目のスポット。元ヘアメイクの美容ライターが、気になるアジアのファッションリーダーのインスタグラムから魅力的なショットをピックアップしてご紹介します。
今回は、Netflixの韓国ドラマ『イカゲーム』で大ブレイクを果たした人気モデル、チョン・ホヨンの魅力に迫ります。
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60sの香りを感じつつバービードール風に
アジアンビューティーでありながら、ブロンドのウィッグも良くお似合い! こちらは、韓国版「marie claire」の中の1ページ。レトロな色調で60sの空気感が満載のショットです。トップにボリュームを持たせたビーハイブヘア、囲み系アイラインにつけまつ毛、ヌーディーリップの組み合わせはまさに60sスタイルど真ん中。マイクロミニもまた然り。ブリジット・バルドーのようなフレンチロリータ風でもあり、バービードールのようなキュートさも兼ね備えた1枚。
春めいたアップルグリーンのアイカラーに赤リップを合わせて
韓国版「ELLE」に掲載された、春爛漫な雰囲気のショット。パ―リーな淡いアップルグリーンのアイカラーが印象的です。グリーンはちょっと冒険的な色味に見えますが、実は意外と私たちアジア人の肌になじみやすい色。特にここで使われているような黄味寄りの淡いグリーンは、使いやすいカラーではないかと思います。「グリーンのアイカラーには、対極の色味である赤リップが意外と好相性」と以前も当コラムでご紹介しましたが、このショットでもリップは赤。ただし旬顔を目指すなら、このように透け感のあるシアーな発色のリップを選ぶのが正解。指でなじませてあえて輪郭を曖昧に仕上げ、隙を作るとなお◎!
CHANELビューティーの顔も務める売れっ子モデル
シャネルのスキンケアライン「N°1 ドゥ シャネル」のイメージキャラクターも務めるホヨン。トップ画像は、オフィシャルページに掲載されているのと同じものです。2つのCが背中合わせのココマークと並ぶシャネルのアイコニックモチーフと言えば、「カメリア」。「N°1 ドゥ シャネル」は、レッドカメリアの美容成分をギュッと閉じ込めたエイジングケアコスメです。
スキンケアの広告とあって、ヘアメイクは飾らないナチュラルな雰囲気。色味は感じさせませんが、ハイライトとシャドウカラーを使って骨格を引き立てながら立体感はしっかりと強調しているのがわかります。ご存じの方も多いかもしれませんが、カメリア(椿)はデザイナーのココ・シャネルが愛した花。今でもシャネルでは、コサージュをはじめアクセサリーなど多くのアイテムにカメリアモチーフが取り入れられています。
元々モデルとして着実にキャリアを築いていたホヨンは、『イカゲーム』で初めて女優業に挑戦。それがモデルとしてのキャリアにマイナスになるのでは? という不安もあったようですが、結果は大正解! 今やシャネルやルイ・ヴィトンなどハイブランドから引っ張りだこで、モデルとしても大きくステップアップしたようです。(文:羽野ハノン/ライター)
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