印象派の巨匠の絵を巡り大富豪から15億円を騙し取ろうとする迷コンビの奮闘を描いたコメディ『モネ・ゲーム』。オスカー俳優コリン・ファースとキャメロン・ディアスが共演したこの映画の公開記念イベントが5月16日にシネマート六本木で行われ、岩城滉一と水沢アリーが登場した。
超フレンドリーな口調やものおじしない性格から“第2のローラ”と話題沸騰の水沢。初顔合わせの岩城の印象を「いつもブラウン管を通して拝見しているのですが、すごくステキな方」と褒めると、岩城は「ローラと違ってお世辞言えるからな」と照れ笑い。
また、映画の感想を聞かれた水沢は「登場人物のキャラクターの個性同士がヒョンってぶつかっちゃって、プププって笑っちゃうところもあったし、格好良さと面白さと大逆転があって、ギュッと詰まっている感じで、おもちゃ箱みたいだなって思いました!」と身振り手振りを交えながら回答。これに岩城は「すみません……通訳」と応じ会場を笑わせた。
天然キャラ全開の水沢だったが、映画にちなみ「もし15億円があったら?」という質問には、「まず、家の固定資産税を払いたいのと、1億円で家を改築して、4億くらいで株かFXをして、後の10億は貯蓄する。このご時世、何があるかわからないから」と、意外に現実的な側面を披露。岩城も「しっかりしてるね〜」と感心していた。
イベント後半では紅茶の飲み比べが行われ、水沢は見事、高級紅茶を当てて大喜び。さらに、水沢が映画をイメージして描いた自作の絵を岩城にプレゼントする場面も。自己採点は120点という自信作で、家に飾ってもらいたいと猛プッシュする水沢に、岩城は「いただきもので困ったりしたことない? 今、そういう心境だね」と困惑気味。先月、岩城が来春に宇宙旅行に行くことが発表されたが、司会が、宇宙にその絵を持って行けないか聞くと、「何も持って行っちゃいけないので」と苦笑いしていた。
その後の囲み取材でもアリー節は炸裂! ダンディな岩城について「私くらいの年(22歳)から見ても憧れる。身ぐるみはがしても格好いいなって思った」と、水沢流の言い回しで大絶賛。それを受け、取材陣から「身ぐるみはがされたい?」と突っ込まれた岩城は「できることなら(笑)」と受けて立っていた。
一方、水沢の印象について岩城が「俺から見たら、孫みたいな年の子だから」と照れると、水沢はすかさず「でも、私は男性として見れるよ」とあっけらかんとコメント。その天真爛漫さに岩城もタジタジだったが、ローラよりもボキャブラリー豊富だと褒め「とても賢い子。これからも活躍して、つまらないテレビを面白くしてもらいたい」とエールを送ると、水沢も「頑張るよ!」と応じていた。
『モネ・ゲーム』は5月17日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開される。
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