第66回カンヌ国際映画祭が現地時間5月15日に華々しく開幕。そのオープニングを、レオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』が飾った。
プレミア上映とレッドカーペットイベントが行われたのは、映画祭メイン会場(パレ)のリュミエール大劇場。あいにくの雨にも関わらず会場は、大勢のファンと世界各国からやって来た報道陣で溢れかえった。
そうしたなか、レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガンといった同作のキャストたちがリムジンで到着すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。その熱い声援に応えるかのようにキャストらは、雨に濡れながらも握手やサインに応じていた。
主人公のギャツビーを演じるディカプリオは「カンヌは、世界で最もエキサイティングなスポットの1つだと思う。この映画祭は多くの映画の出発点でもあり、多くの映画が世界に発信される素晴らしいチャンスでもある。だからカンヌに来られて光栄だ」とコメント。
ギャツビーの唯一の理解者であるニック・キャラウェイを演じたマグワイアは「カンヌは初めてなので、とても興奮しているんだ。信じられないよ! 僕がこの映画に関わり始めたのは4年前。バズ(監督)と『グレート・ギャツビー』の映画化について話をするので来ないかとレオが電話を寄こしてきたのが始まり。今日は本当に嬉しいよ」と振り返り、ギャツビーと禁断の恋に落ちるデイジーに扮したマリガンは「雨で残念だけど、カンヌにやって来ることができて本当に興奮するわ! 撮影中もずっと雨だったから、ある意味ぴったり。キャストのみんなともまた一緒に集まることができてとても嬉しいわ!」と語った。
『華麗なるギャツビー』は6月14日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開となる。
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