乳がん予防手術を受けたアンジーに賞賛の声相次ぐ。がん発症リスクは87%から5%に減少
乳がん予防のため両胸の乳腺切除と乳房再建手術を受けていたことを告白したアンジェリーナ・ジョリー。彼女の決断を、婚約者のブラッド・ピットはもちろん、実兄で俳優のジェームズ・ヘイヴン、ブラッドの母親のジェーン・ピットさんらが「誇りに思う」と語り、支援を表明している。
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アンジーは14日(現地時間)、「ニューヨーク・タイムズ」紙に寄稿した「私の医学的選択」という記事中で、検査の結果、がん抑制遺伝子(BRCA1)に変異が見つかり、乳がん発症率は87%、卵巣がん発症率は50%と診断されたことから、予防のため乳腺切除手術を受けたことを明かした。
記事では2月2日から4月27日までの医療措置の経過も綴り、手術後に乳がんのリスクは5%まで減少したと報告した。ブラッドは「アンジーは手術について隠しておくこともできたが、そうはしなかった。自分の体験を明かし、手術が怖いものではないと知らせたかったんだ。彼女の行為は勇気を与えるものだと思う」と語った。
兄のジェームズは「彼女の兄であることに感謝する」とコメント、ブラッドの母のジェーンさんは「アンジーのことをとても誇りに思います。これは私たち家族にとって、特に孫たちにとって、非常に大きな意味を持ちます。私たちは心から彼女を愛しています」とコメントした。
アンジーの母のマルシュリーヌ・ベルトランさんは卵巣がんで10年間闘病の末、2007年に56歳で亡くなっている。6人の子を持つ母親として、アンジーは少しでもリスクを減らしたいと考え、決断したのだろう。彼女の行動力には、昨年に同様の手術を受けたオスカー女優のキャシー・ベイツも賞賛を送っている。ベイツは「恐ろしい病に立ち向かったアンジェリーナの勇気と、経験を私たちと分かち合うという行動を素晴らしいと思います」とツイッターでつぶやき、「定期的にマンモグラフィー検査を受けてください」と女性たちにメッセージを送った。
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