5月18日より公開となった前田敦子の主演ホラー『クロユリ団地』。同日、台湾でも公開が始まり、前田と成宮寛貴、中田秀夫監督が現地へ飛び舞台挨拶を行った。
空港では1000人ものファンが出迎えるなど熱狂的な歓迎を受けたが、3度目の台湾となる中田監督は「今回が一番熱烈でしたね。僕自身もボディーガードをやったりして楽しかったですね。皆さんの熱い思いを受け止めさせていただきました」と語った。
舞台挨拶で成宮は「皆さんこんにちは。NARIです」と中国語で挨拶。前田も「皆さんこんにちは。あっちゃんです。みんなのこと、愛してるよ。謝々」と中国語で挨拶した。
撮影中の様子について聞かれた前田は、最初は不安があったと明かしてから、中田監督に「ホラーの現場は笑いの絶えない現場になると成功するんです。楽しくいきましょう」と言われて撮影を楽しめたと説明。ジャパニーズホラー映画の旗手・中田監督については「すごくお茶目な方」とその素顔を語った。
前田は今回が初めての台湾訪問となるが監督からグルメ情報を仕入れたようで、「(監督が)美味しいところがたくさんあるとおっしゃっていました。今夜が楽しみです」。飲茶が大好きという成宮も「小籠包は食べようって、さっき裏で言ってました」と晩ご飯を楽しみにしている様子だった。
また、最近さらに美しさを増したと褒められた前田は、日頃のケアなどについて聞かれると「こうして台湾の皆さんに会えるということで、昨日の夜はジムに行ってトレーニングをして、万全の状態で来ました」と打ち明けた。
映画については「怖いだけじゃなく、孤独な魂の共演を描いています。その点も見ていただければ」と成宮。前田も「後半になるにつれ、それぞれの登場人物の孤独や悲しみがにじみ出てくる。その後の感動という部分を感じていただければ」とアピール。
中田監督は「オリジナル作品ですが、この後も続きがあるのかなぁと思っています。皆さんに応援してもらえれば」と照れ笑いしながら、続編への野心をのぞかせていた。
『クロユリ団地』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中。
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