今年のカンヌはトラブル続き! 宝飾品盗難に続き発砲事件発生で名優らが避難

5月15日からスタートした第66回カンヌ国際映画祭。毎年、フランスのテレビ局「カナル・プリュス」が現地から連日生中継の関連番組「Le Grand Journal」を放映しているが、17日(現地時間)の放送中に銃声のような音がしたため、番組が一時中断されるという騒ぎがあった。

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当時、番組にはコンペティション部門で審査員をつとめる『ジャンゴ 繋がれざる者』のクリストフ・ヴァルツと、同じく審査員でフランスの名優ダニエル・オートゥイユが海辺の特設会場にいたが、「誰かが発砲したようです」というスタッフの声を受けて、出演者や観覧者たちとステージそでに避難した。

放送が再開されると、司会のミシェル・ドゥニゾが銃声は空砲によるものだったと説明。地元紙の「ニース・マタン」の報道によると、騒ぎの直後に1人の男が捕らえられたという。男は競技用ピストルとポケットナイフ、プラスチック製の手榴弾を所持していた。幸いにも負傷者は1人も出なかったが、大惨事に発展した可能性もあった。

今年のカンヌは事件続き。16日深夜から17日にかけて、ショパール社が映画祭に出席するスターへのレンタル用に用意していた宝飾品100万ドル相当がホテルから金庫ごと盗まれるという事件も起きている。

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