今回で第25弾となった人気アニメシリーズ最新作『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』の公開アフレコが、5月29日に都内スタジオで行われ、声優をつとめた本仮屋ユイカ、サンドウィッチマンの富澤たけしと伊達みきおが収録を行った。
同作は、“空をきれいにできるハンカチ”を鼻から出そうと頑張る小さな象の男の子“パオ”の物語で、そのパオを演じる本仮屋は現在25歳。「映画シリーズと“同じ歳”とはビックリしました」と嬉しそうに話していた。
アンパンマンの思い出について聞かれると本仮屋は「エンディングテーマの曲を保育園のお遊戯会で踊ったのが印象に残っています」。さらに、今でもピンチのときや落ち込んだときに口ずさむと明かし「今日も朝から(アンパンマンのテーマ曲を)歌っていました」と言う本仮屋。「今朝、何かあったのか」と突っ込まれると、「今日はアンパンマンに会えるなと思って嬉しくて」と、決して悲しかったわけではないと説明し、照れながらも「勇気りんりん」のフレーズを歌ってくれた。
一方、2歳の男の子の父親である富澤は「最近アニメを見るようになった」と、子どもが『アンパンマン』を見ていることを明かし、「まだ“アンパンマン”って言えないんですけど、それらしい言葉を言っています」と微笑ましいエピソードを披露。
1歳4ヵ月の女の子の父親である伊達は「まだ(アニメは)見ていないのですが、家にはアンパンマン、いますよ」とおもちゃがあると話していた。
また、「アンパンマンのキャラクターとコンビを組むとしたら誰がいい?」という質問に富澤は「どういう状況?」と笑いつつ、「ボケ担当なので突っ込んでほしいからアンパンマン」と回答。伊達は「ばいきんまんですね。M-1グランプリだったら3回戦くらいまでいくのでは?」と予想していた。
映画については「(自分も)普通に泣いてしまいまったので、お子さんから親御さんまで楽しめる映画だと思う」と富澤。伊達は「去年は復興がテーマで、今年のテーマは希望。大人が見ても希望が湧いてくるようないい映画」と親子で楽しめることをアピール。本仮屋は「(子象の)パオがアンパンマンと出会うことで前向きに頑張り成長する素晴らしいお話。キャラクターもキュートで希望がいっぱい詰まった作品なので、ぜひ見ていただきたい」と話していた。
『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』は7月6日から全国公開される。
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