映画会社を倒産させた伝説的作品『天国の門』のデジタル修復完全版を上映!
19世紀末のワイオミングを舞台に、ロシア・東欧系移民の悲劇を描いた『天国の門』。1980年の全米公開当初、様々な話題を振りまいたマイケル・チミノ監督の“伝説的”作品が、製作から30余年を経て、今秋、デジタル修復完全版として上映されることとなった。
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同作は、膨大にふくれあがった製作費と興行の失敗により製作会社を破綻に追い込ませたことでも有名な伝説的作品。アメリカ人にとって好ましくないテーマと、当初は5時間以上にもおよんだ上映時間も興行的な失敗の一因だが、ヨーロッパや日本では高い評価を得ている。
今回上映されるのは、監督自身が監修したデジタル修復完全版で、上映時間は3時間36分。チミノ監督のこだわりがにじみ出た壮大な物語を、大スクリーンで堪能してほしい。
『天国の門 デジタル修復完全版』は10月5日よりシネマート新宿、10月下旬よりシネマート心斎橋にて上映。また、吉祥寺バウスシアターで行われる第6回爆音映画祭のオープニング作品として5月31日にも上映される。
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