リビングシアターが夢でなく現実に! 4Kレーザー超短焦点プロジェクターがお手頃に
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LGから4Kレーザー超短焦点PJ廉価版HU715QW登場
天井に大がかりな工事が必要な従来の長焦点型プロジェクターと異なり、壁際に置くだけで大画面投写が可能な超短焦点プロジェクターの新製品が登場した。LGのHU715QWで、3月中旬より発売される。
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HU715QWは、壁から約22cm離せば100インチの大画面を投写できる4Kプロジェクター。
光源に従来のプロジェクターの主流である高圧水銀ランプではなく、高級モデルが採用する20000時間の長寿命でランプ交換が不要なレーザーを採用しているのも特徴だ。
4Kレーザー超短焦点プロジェクターといえば、LGは19年にHU85LSを発売しているが、本モデルはそれよりも小型(幅680mmに対し533mm)・低価格化(50〜60万円前後に対し、発売時39万円前後)、焦点距離も必要としている(HU85が9.8cmで100インチ)点で弟モデルといえるが、高画質に資する機能の上では、長焦点の4K高級機並みの機能を搭載しており、3年の熟成を経て進化していると思われる。
画質の魅力を最大限にする機能として、環境光に応じて虹彩(アイリス、絞り)を開閉させて映像の明るさを調整したり、シーンに合わせてレーザーの出力を調整することで明暗差を再現する機能「ブライトネスオプティマイザー」、映像のひとコマごとにレーザーの出力を最適化する「アダプティブコントラスト」も搭載する。
HDR対応も充実している。「HDR10」のほかテレビ放送向けの「HLG」、ゲーム向けの「HGiG」といったジャンル毎の規格に対応したことに加え、HDR映像のひとコマごとに含まれたメタデータを拾い、映像を最適化する「ダイナミック トーンマッピング」にも対応している。
ただの映像機器ではない! webOS搭載
一方操作面では、単なるプロジェクター以上の機能を搭載している。
HDMI接続で4K高画質映像を楽しめるほか、Wi-Fi&有線LAN接続に対応し、webOSのインターネットブラウザや各種VODの再生などを楽しめるスマート機能も充実している。
これまでは「3メートル以上の焦点距離」×「天井吊り下げ」が常識だったホームシアターの世界が一変する、超短焦点プロジェクターに注目だ。(文:fy7d)
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