ルパン三世のモデル、ジャン=ポール・ベルモンドの廃盤レア作品を連続放送!

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ジャン=ポール・ベルモンド
『大頭脳』 LE CERVEAU a film by Gerard Oury (C)1969 Gaumont (France) / Dino de Laurentiis Cinematografica (Italy) All rights reserved.
ジャン=ポール・ベルモンド
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ジャン=ポール・ベルモンド
ジャン=ポール・ベルモンド
ジャン=ポール・ベルモンド

『パリの大泥棒』『コニャックの男』『ドロボー・ピエロ』含む8本

昨年21年9月にこの世を去ったジャン=ポール・ベルモンドが出演した8作品がBS10スターチャンネルで放送される。

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この度放送されるのは、大人気のアクション・コメディ『大頭脳』(69年)のほか、青春クライムアクション『オー!』(68年)、ポリスアクション『警部』(78年)などを始め、 ソフトが廃盤となっている『パリの大泥棒』(67年)、『コニャックの男』(70年)、『ジャン=ポール・ベルモンドの道化師/ドロボー・ピエロ』(80年)のほか、メルヴィル監督とタッグを組んだ初期のフィルムノワール作品『いぬ』(63年)に、長きにわたり人気を二分したアラン・ドロンと『ボルサリーノ』以来28年ぶりの共演を果たした『ハーフ・ア・チャンス』(98年)を加えた豪華ラインナップが揃った。

『パリの大泥棒』(67年)

伝説の大泥棒の恋と冒険をルイ・マル監督が描いた、ジャン・ポール・ベルモンド主演の犯罪ドラマ。20世紀初頭のパリを席巻した伝説の大泥棒が、鮮やかな犯罪ゲームを繰り広げる。

ジャン=ポール・ベルモンド

(C)1967 Nouvelles Editions de Films NEF (France) – Dino de Laurentiis Cinematografica – Compagnia Cinematografica Montoro (Italie)

ベルモンドは、盗むことにとり憑かれ生き方を変えられない主人公をそこはかとなく哀感を漂わせながら演じている。『ビバ!マリア』でもマルと組んだジャン・クロード・カリエールは、『ブリキの太鼓』や『存在の耐えられない軽さ』など多くの名作を手がけた脚本家。共演は『1000日のアン』のジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド。

『いぬ』(63年)

名匠ジャン=ピエール・メルヴィル監督が、推理作家ピエール・ルズーの小説を映画化。ジャン=ポール・ベルモンドが『モラン神父』に続いてメルヴィルとタッグを組んだフィルムノワール。

ジャン=ポール・ベルモンド

(C0 1962 STUDIOCANAL – Compagnia Cinematografica Champion S.P.A.

“いぬ” とは警察への密告者の隠語。ベルモンドがクールで超然としたムードを醸し出し、彼が果たして“いぬ”なのかという謎を巡り、ギャング仲間たちが葛藤する姿が描かれる。メルヴィルによる大胆な映 画的実験も垣間見られるのも見どころ。

『オー!』(68年)

ジャン=ポール・ベルモンドが元カーレーサーの若きギャングを演じた青春クライムアクション。ロベール・アンリコ監督が、若きギャングの成功と破滅を鮮烈に描く。

ジャン=ポール・ベルモンド

(C)HO! a film by Robert Enrico (C)1968 – TF1 – MEGA FILMS All rights reserved

名作『冒険者たち』のロベール・アンリコ監督、原作のジョゼ・ジョヴァンニ、ヒロインのジョアンナ・シムカスが再タッグを組み、チャップリンの息子であるシドニー・チャップリンも共演。ギャングのお抱え運転手から成り上がり、“怪盗ルパン+アル・カポネ”と呼ばれた男の生き様を鮮烈に描き出す。劇中に登場する車の数々も見どころ。

『大頭脳』(69年)

『大追跡』のジェラール・ウーリー監督が、イギリスで実際に起きた事件を元に作り上げた犯罪コメディ。天才的犯罪者、お人好しのギャング、妹を溺愛するマフィアという3人の男たちが、列車輸送される軍事資金を巡って繰り広げる争奪戦を、軽快なギャグとアクション満載でテンポよく描く。

デヴィッド・ニーヴン、ジャン=ポール・ベルモンド、イーライ・ウォラックの3人が、それぞれの役者としての持ち味を生かして好演している。

『コニャックの男』(70年)

18世紀末のフランスを舞台に、革命の動乱に巻き込まれた男の活躍を描くアクションコメディ。玉の輿結婚を前に既婚者だとバレた男が、革命の動乱に巻き込まれてゆく。

ジャン=ポール・ベルモンド

(C)1971 Gaumont – Rizzoli Films

ジャン=ポール・ベルモンドが主演を務め、監督は『シラノ・ド・ベルジュラック』のジャン=ポール・ラプノー。脚本はラプノーと『ボルサリーノ』のクロード・ソーテらが共同で手掛けている。共演は『雨の訪問者』のマルレーヌ・ジョベール。『青い体験』でブレイクする以前のラウラ・アントネッリが出演しているのも見どころ。

『警部』(78年)

ジャン=ポール・ベルモンドが型破りな警部を演じたポリスアクション。南フランスの街を舞台に警察と犯罪組織の癒着を暴く敏腕警部の活躍を描く。

ジャン=ポール・ベルモンド

FLIC OU VOYOU a film by Georges Lautner (C)1979 STUDIOCANAL – GAUMONT – Tous Droits Réservés

ミシェル・グリゾリアの原作を基に、『女王陛下のダイナマイト』のジョルジュ・ロートネルが監督を務めた。警部と親しくなる美しき小説役でマリー・ラフォレが共演。正義と悪、2つの顔を持つベルモンドのワイルドかつダンディな魅力が堪能できる。

『ジャン=ポール・ベルモンドの道化師/ドロボー・ピエロ』(1980年)

ジャン=ポール・ベルモンドとジョルジュ・ロートネル監督が『警部』に続いてタッグを組んだアクションコメディ。ヴェニスを舞台に陰謀に巻き込まれた天才泥棒の活躍をコミカルに描く。

ジャン=ポール・ベルモンド

(C) 1980 Gaumont / StudioCanal

『警部』の共同脚本家で『さらば友よ』を監督したジャン・エルマンが脚本を担当。美女や怪しい人物が次々と登場する目まぐるしい展開の中、ベルモンドの軽妙な魅力が満載だ。フランス・イタリア映画界の芸達者たちが脇を固め、ドラマを盛り上げる。

『ハーフ・ア・チャンス』(98年)

フランスの人気2大俳優アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが『ボルサリーノ』以来28年ぶりに共演した娯楽アクション。娘のために体を張る初老の悪党2人の活躍を描く。

ジャン=ポール・ベルモンド

(C) 1997 – FILMS CHRISTIAN FECHNER – UGCF – TF1 FILMS PRODUCTION

ヴァネッサ・パラディが小悪魔的な魅力をふりまき、『髪結いの亭主』など人間ドラマで知られるパトリス・ルコントの監督作だが、派手なアクションも見もの。ドロンが本作品を最後に映画からの引退を宣言したことも話題となった。

以上8本の魅力的なラインナップを用意した「フランスの至宝 ジャン=ポール・ベルモンド特集」は、BS10スターチャンネル【STAR2 字幕版】として3月8日〜11日の19:00頃から4日連続放送。3月19日〜21日12:15から3日連続放送。

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