今夏、公開される『劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド』と『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』、スーパー大戦シリーズの製作発表会見が、6月3日に東京ドームシティ シアターGロッソで行われた。
会見は2部構成で行われ、最初に行われたのは『獣電戦隊キョウリュウジャー』の会見で、竜星涼、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史、中村静香、桃瀬美咲、佃井皆美、そして坂本浩一監督が登壇した。
同作はミュージカル仕立てで、竜星は「劇中で8曲も音楽が流れ、もちろん僕らも歌っています。迫力のあるアクションやダンスなど見どころのたくさんつまった作品になりました」と見どころを説明。斉藤は「今まで、ミュージカルをやった戦隊モノはないんじゃないか」と自信をのぞかせ、金城は「アクション、歌、ちょっとしたダジャレがギッシリつまっております」、塩野は「600人のエキストラとダンスを踊った、楽しく明るく元気な劇場版です」とアピールした。
歌が苦手という今野は「(今まで)カラオケとかは、心を許した人としか行ったことがないくらい」と打ち明け、歌のシーンでは「すっごい緊張して口から心臓が出そうでした」と苦笑い。さらに、「坂本監督の明るい空気に包まれながら乗り越えることができました。監督が大好きです!」と告白すると、坂本監督も「僕も大好きです」と嬉しそうに応じていた。
一方、悪役で「セクシー担当」という佃井は600人のエキストラを前にライブシーン撮影をしたことについて触れ、「威嚇してビックリされたのがすごくいい感じで『やった!』と思った」と悪役の醍醐味を感じた様子。同じく悪役で「かわいい担当」という桃瀬も「ワーってやったら子どもが泣いちゃって、申し訳ないと思うと同時に悪役としては最高に気持ちの良い瞬間ではありました」と振り返り、トップアイドルを演じた中村は「緊張していたんですけど、みんなの勢いに圧倒されちゃって」と照れ笑い。「女性や子どももたくさんいて、興奮しているのを見たら(作品が)愛されているんだと実感しました」と笑顔を浮かべていた。
また、「台本を読み、果たしてミュージカルなのだろうかと葛藤していた」という丸山は、プロデューサーから「ノリで勢いよくミュージカルとして胸を張っていこうぜ!と言われた」と何度も噛みながら説明し照れ笑い。「ミュージカルかどうか、みなさんのオメメで」と言ってから「見る目で!」と言い直し、評価は観客にゆだねたいと話していた。
『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』は8月3日より全国公開される。
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