フィレンツェ映画祭のオープニング作品として上映された『奇跡のリンゴ』が、同映画祭の唯一の賞である観客賞を受賞した。
・無敵の夫婦を演じた菅野美穂、当初は堺雅人に興味なし!? すっごい薄い反応と監督苦笑
同作は、絶対不可能と言われたリンゴの無農薬栽培に世界で初めて成功した石川拓治の苦難の道のりをユーモアを交えて映画化した感動作で、阿部サダヲと菅野美穂が極貧にもめげず前進し続ける夫婦役を演じている。
フィレンツェ映画祭は5月22日〜25日まで開催され、オープニング上映の際には阿部のコミカルな演技に大爆笑が起き、後半からラストにかけてのクライマックスでは多くの観客が涙をぬぐった。
また、観客たちから「家族のつながりの強さに心を動かされた」「絶対にあきらめない主人公の姿に感銘を受けた」「阿部サダヲのコミカルな演技に大笑いした」「菅野美穂の笑顔が強く印象に残った」といった声も寄せられ、スローフード発祥の地・イタリアの人々にも好感をもって受け入れられたようだ。
現地でティーチインなどを行った中村義洋監督は「老若男女問わず涙をぬぐわれている様は、あぁ家族を想う気持ちは国が変わっても一緒なのだなあ、と胸を打たれました」とコメント。
一方、受賞の報せを聞いた阿部は「すごい!! フィレンツェ! 好き! 素敵な感想ありがとうございます!! この日本映画が色んな国に伝わるといいですねぇ」とコメント。さらに「でも、まずは日本から!」と公開を前にした意気込みを吐露。
菅野も「遠く離れたフィレンツェで、賞を授けて頂けたこと、本当に光栄に思います」と受賞を喜び、「公開まであとわずかになりましたが、残りの宣伝も頑張りたいと思います」とヒットへの意欲をにじませた。
『奇跡のリンゴ』は6月8日より全国東宝系にて公開される。
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