映画作りを通じて子どもたちの創造性を引き出す「こども映画教室」を開催

2013.06.19

子どもたちに映像作りの魅力を伝える「ヨコハマこども映画教室 2013」が8月2日〜4日までの3日間、東京芸術大学横浜校地馬車道校舎などで開催される。

これは、04年より毎年、金沢で行われてきた「金沢こども映画教室」の活動をもとにしたもので、カンヌ国際映画祭審査員をつとめた河瀬直美監督や、先月開催された同映画祭で審査員賞を受賞した是枝裕和監督、アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた山村浩二監督など日本を代表する映画監督たちを特別講師に迎え、映画に関するワークショップを開催してきた。

ワークショップでは自分とは違う価値観に触れ、友だちととことん話し合ったり協力して何かを作り上げる体験が子どもたちの想像・創造性を引き出し、コミュニケーション力をアップさせている。

今回の映画教室は、この活動を他の地域の子どもたちにも届けたいと設立された任意団体「「こども映画教室」が企画したもので、第1回の活動となる今年は、東京藝術大学大学院映画研究科の全面的な協力を得て、夏休みの3日間、横浜で開催されることとなった。

詳細は以下の通り。

【第1回活動】ヨコハマこども映画教室2013
日時：2013年8月2日（金）〜8月4日（日）
会場：東京藝術大学横浜校地馬車道校舎、ヨコハマ創造都市センター（予定）
参加資格・定員：小学生 30名（先着）
参加費：9000円（3日間通し）※兄弟割引8000円
お申込み方法：
＜HPから＞http://kokucheese.com/event/index/96072/
＜ハガキで＞下記内容を明記の上、ハガキ・封書にてお送りください。
（１）参加者と保護者の氏名（２）学年（３）住所（郵便番号も）（４）携帯番号（５）メールアドレス　
宛先：〒158-0084東京都世田谷区東玉川1-32-23「ヨコハマこども映画教室」宛

特別講師：中江裕司監督
92年オムニバス映画『パイナップルツアーズ』第2話「春子とヒデヨシ」で商業映画デビュー。主な監督作品に、『ナビィの恋』（99年）、『ホテル・ハイビスカス』（02年）、『真夏の夜の夢』（09年）など。05年に那覇市の閉館した映画館を「桜坂劇場」として復活。劇場を運営する会社の代表取締役社長をつとめる。