本年度のアカデミー賞にて、作品賞を含む3部門(作品賞、監督賞、脚本賞)にノミネートされている映画『リコリス・ピザ』が、7月1日より全国公開されることが分かった。あわせてティザービジュアルが初公開されている。
賞レース常連、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作!
本作は、トム・クルーズ主演『マグノリア』(00年)でベルリン国際映画祭金熊賞、アダム・サンドラー主演『パンチドランク・ラブ』(02年)でカンヌ、ホアキン・フェニックス主演『ザ・マスター』(13年)でヴェネチア、ダニエル・デイ=ルイス主演『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(08年)にてベルリンと世界三大映画祭全てで監督賞を受賞したポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作。
1970年代の米サンフェルナンド・バレーを舞台に、写真技師アシスタントのアラナと高校生ゲイリーの恋模様を描き出す。主演は三人姉妹バンドハイムのメンバーであるアラナ・ハイムとポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン。
本作は公開前から前評判が高く、11月26日の全米公開から年末にかけて全米の映画賞を席巻。ゴールデングローブ賞では作品賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞にノミネート(ミュージカル・コメディ部門)している他、サウスイースタン映画批評家協会賞(脚本賞)、ニューヨーク批評家協会賞(脚本賞)、シカゴ映画批評家協会賞(脚本賞、有望若手賞)など多数の映画賞を受賞し、オスカー最有力との呼び声も高い。
解禁されたティザービジュアルは、カメラを見つめるアラナとそのアラナを後ろから微笑みながら見つめるゲイリーの姿を収めたもの。2人の距離感を感じさせるものになっている。
『リコリス・ピザ』は7月1日より全国公開。
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