日南響子、病気療養中の麻美ゆまからの手紙に涙！／『桜姫』初日舞台挨拶

2013.06.30

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映画『桜姫』初日舞台挨拶が6月29日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、主演の日南響子と青木崇高が登壇。劇中、日南と激しい泥レスを繰り広げた、病気療養中の麻美ゆまから手紙をもらった日南が涙ぐむシーンも見られた。

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本作は、江戸時代を代表する狂言作者・四世鶴屋南北の歌舞伎作品「桜姫東文章」をモチーフに、映画『探偵はBARにいる』の橋本一監督が現代風にアレンジした新感覚のエンターテインメント時代劇。

劇中、激しい濡れ場を演じた日南だったが「よく『体当たり演技でしたね』と言われるのですが、自分ではそんな大変だと思っていなかったし、むしろ楽しかったです」と撮影現場を振り返った。

また、麻美との壮絶なバトルシーンも見どころの1つとなっているが、「麻美さんには本気でやってくださいってお願いしたんです。すごい迫力で、痛かったこともあったのですが、お互い出し切ってやれたのでいいシーンになったと思います」と語ると、このシーンをきっかけに麻美との信頼関係が築くことができたと打ち明けた。

そんな麻美は、現在、病気療養中で、本舞台挨拶には出席できなかったが、手紙で「桜姫は私にとって大切な作品です。私の持っているものをすべて出しました」と映画をプッシュすると「私も必ず元気になって帰ってきます」と綴った。それを聞いていた日南は「今朝、麻美さんから『頑張って』ってメールをもらったんです。その言葉で安心してこの現場に立つことができました」と語ると、麻美からの「日南ちゃんとキャットファイトしたことは一生忘れません」という言葉に涙を浮かべていた。

エンターテインメントに特化した本作に、青木は「いい意味で監督の変態性が前面に出ている作品。彼女も変態な一面を持っているので」と事務所の後輩の日南の本性!?　を暴くと「ぶっとんでいる部分はリンクしているかも。花魁とか遊女とかにも元々興味があったんですよ」と日南も自らの「変態性」を否定せず場内を沸かせていた。