何故彼らは戦うのか? 泡沫候補たちの姿を追った映画『立候補』が異例の大ヒット!
6月29日より公開された『映画「立候補」』。泡沫候補と呼ばれる人々に密着したこの作品が3日間連続で立ち見・満席となり、140%という驚きの稼働率を記録する大ヒットとなっている。
本作は、2011年に橋下徹が仕掛けて行われた40年ぶりの大阪府知事市長W選挙を舞台にしたドキュメンタリーで、橋下派と反橋下派の真っ二つに割れる大阪に登場した4人の場違いな泡沫候補の姿を追った作品。
スマイル党総裁「マック赤坂」、二度目の府知事選「高橋先生」、7歳の娘をもつ61歳の「中村パパ」、初選挙の「岸田さん」──4人の立候補者は300万円の供託金を支払ってまでして、なぜ敗北必至の選挙に立候補するのか? 歴史に残ることのない敗者の戦いが意外な感動を呼び、エンターテインメント性の高さから徐々に高評価が集まっていったことがヒットへとつながったようだ。
TwitterやFacebookでも大きな反響を呼び、全国の映画館からも問い合わせが相次ぐなか、関係者は7月末からのさらなる拡大公開を目指すという。
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