90年代NYセレブと文系女子のコントラストを、ファッションから紐解く

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マイ・ニューヨーク・ダイアリー
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『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』新場面写真公開

ハリウッドの新星マーガレット・クアリー(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)と名優シガニー・ウィーバー(『アバター』『エイリアン』)がタッグを組んだ『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』が5月6日に公開される。このたび、新しい場面写真が公開された。

・⽂芸版『プラダを着た悪魔』! 孤高の天才作家を支えた出版エージェンシーの知られざる実話

公開された新場面写真は、老舗出版エージェンシーに勤める登場人物の衣装が目を引く写真5枚。

名優シガニー・ウィーバー演じる上司マーガレットの衣装を特別に手がけたのは、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞最優秀衣装デザイン賞を受賞した大御所衣装デザイナーのアン・ロス(現在90歳)。

シガニーが出演した『ワーキング・ガール』をはじめ、『めぐりあう時間たち』、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』、『さよなら、僕のマンハッタン』など、NYに暮らす人物が登場する作品の衣装を長年にわたり数多く手掛けており、誰よりもNYファッションを熟知した衣装デザイナーだ。

老舗出版エージェンシーの歴史と伝統を背負うベテラン上司の上品かつ貫禄を感じさせるスタイリングで、よりキャラクターの魅力を引き立てている。

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一方、マーガレット・クアリー演じる、ブルックリンに住む文化系女子ジョアンナの衣装を手がけたのは、パトリシア・マクニール。ベテラン上司とは対照的に新人アシスタントの瑞々しいスタイリングが印象的。若者らしい着回しコーデで、ファッションを楽しみながら仕事をしている様子がうかがえる。

・その他の場面写真はコチラ!

監督は本作品の衣装について次のように語る。

「90年代NYのファションを誇張したくありませんでした。社会に出て働き始めたばかりの主人公ジョアンナの衣装に関しては特に。衣装デザイン担当のパトリシア・マクニールは、当時のリアルさを追求して、貰い物や古着屋で手に入れたような衣服を組み合わせてくれました」

理想と現実の狭間で揺れ動く女性描く、共感度100%の“大人の”自分探しムービー

本作品の舞台は、90年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の女上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。

日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。しかし、心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで 個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナが電話を受けた相手はあのサリンジャーで……。

ジョアンナは偉大な作家の声を借りていくうちに、自分自身を見つめ直すことになる。友人や恋人との関係、夢にかける情熱、そして自分の将来について──。

「何者か」になりたいと願うジョアンナが、自分のストーリーを生きるための、ニューヨークで開く人生の1ページ。都会の片隅で理想と現実の間で揺れ動く女性の姿を、瑞々しくユーモアたっぷりに描いた『レディ・バード』『フラ ンシス・ハ』に続く、共感度100%の“大人の”自分探しムービーだ。

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は、5月6日に公開される。

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