3・11で妻を失い、今も探し続ける男性の言葉でつづられる
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イスラエルが贈る震災ドキュメンタリー『行き止まりのむこう側』オンライン無料公開
この度、イスラエルが贈る「東北イニシアティブ」短編映画プロジェクトとして製作されたドキュメンタリー映画『行き止まりのむこう側』(英語字幕付)を、3月11日に日本とイスラエルにて公式サイト内(https://www.nowheretogobuteverywhere.com/)で特別公開される。
同作は、2011年の東日本大震災で最愛の妻を失い、今も探し続ける高松康雄の言葉で語られるドキュメンタリー。アメリカの2拠点で映画製作活動を行っている津村将子と白井エリックによって監督・製作された。
同作について、監督の津村・白井両氏は「先が見えない脆い時代を生きる中、人間と自然の繊細な関係がもたらすもの、私たちの精神の回復力を思い出す印」と語る。
駐日イスラエル大使ギラッド・コーヘンは「人と人との交流が深まっていることを反映する(作品)」とコメント。前イスラエル大使館文化・科学技術担当、プロデューサーのアリエ・ロゼンも「古来からのの伝統と、スピリチュアルな自然に恵まれた素晴らしい風景の中で、ひとりの魂の繊細な旅を捉えようとした(作品)」と語っている。
テルアビブでは追悼イベントも開催
また、イスラエルのテルアビブにて、3月11日(日本時間18:30)に、東日本大震災追悼イベントの開催を予定している。
同作の初上映と同作のサウンドトラックを制作したジャズピアニストで作曲家のシャイ・マエストロ氏とチェロリストの塚本ジュビロ真由によるライブが行われる予定だ。
イベントには、オンラインにて高松康雄、本プロジェクトにも参加したイスラエルの著名な作家ダヴィッド・グロスマン、震災直後にイスラエルから宮城県に派遣された医療チームの責任者だった医師のオフィール・コーヘンらも参加する予定だ。
『行き止まりのむこう側』(英語字幕付)は、3月11日12時より5月10日11:59まで公開される(https://www.nowheretogobuteverywhere.com/)。
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