1972年に放送がスタートし、平均視聴率21%という驚異的な人気を誇ったテレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』が約40年のときを経て『ガッチャマン』として実写映画化。その完成披露舞台挨拶が7月16日に東京国際フォーラムで行われ、ガッチャマンを演じた松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平と佐藤東弥監督が登壇した。
冒頭、ショーカーテンがアップすると、5人はそれぞれ高さの異なるGタワーの上に立っており、そこから1人ひとりがワイヤーを使って飛び降りるパフォーマンスに、女性客を中心に4000人のファンで埋まった会場からは黄色い歓声が上がっていた。
その後、改めて登壇したキャストと監督。大鷲の健役を演じた松坂がいきなり「ガッチャマン」と口にし、会場の大歓声を浴びると、続くコンドルのジョー役の綾野も、挨拶の冒頭で「ガッチャマン」と松坂を踏襲。
これには観客も大いに沸き、鈴木が「お約束?」と尋ねると、綾野は「本人次第」と回答。これを受け、白鳥のジュン役の剛力も、燕の甚平役の濱田も、挨拶の前にちょっと恥ずかしそうに「ガッチャマン」とコメント。「お約束?」と尋ねていたみみずくの竜役の鈴木も、会場全体の期待を一身に受けながら「ガッチャマン」と口にし、息もピッタリなところを垣間見せていた。
また、このワイヤーアクションについて鈴木が「すごい練習したんですよ、今日。健とか、すごい高いところから飛んでたもんね」と語ると、松坂は「怖かったなぁ」としみじみ。実際に松坂が飛んだ高さは5mでビル3階に相当するそうで、綾野で4m、鈴木が3m、濱田が2.5mだったことが明かされた。
ただ1人、女性であることからワイヤーを使わず歩いて登場した剛力は、男性陣がワイヤーに挑戦したことについて「羨ましいです」と答え、「私も飛びたかったんです。本当は」と本音を吐露。「でもみなさんがずっと怖いといってらして、龍臣くんに関しては、お腹痛いってずっと言ってました」と裏話を暴露した。
さらに、大変だったエピソードを尋ねると、ガッチャマン用の衣装という声が上がった。鈴木は「これを着るだけで本当に大変なんですよ」と告白。着るのにも脱ぐのにも15分か20分かかると松坂が続けると、剛力は「だから1人では着られない」と話した。
そこで問題になるのがトイレタイム。鈴木が「つまり1回トイレに行くのに脱いで着るまで30分かかるわけですよ」と説明すると、綾野が「トイレに行きたいって言うときの緊張感。トイレに行ったら30分、現場を止めることになるから」と状況についてコメント。鈴木も「自分だけトイレって言ったら、俺のせいで止まっているみたいになる」と話すと、「そう!」と相づちを打った松坂は「こいつもトイレ行く、こいつも、こいつも。よし、すみませんトイレ!」と互いに目配せし合いながら、みんなで一斉にトイレに行くようにしていたと振り返っていた。
『ガッチャマン』は8月24日より全国東宝系にて公開される。
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