『風立ちぬ』が『崖の上のポニョ』対比127%の好スタート。『もののけ姫』に迫る勢い!
興収155億円、1200万人を動員した『崖の上のポニョ』から5年。待ちに待った宮崎駿監督最新作『風立ちぬ』が、本日7月20日より全国343館454スクリーンで公開となり、13時時点で『崖の上のポニョ』対比127%と、好スタートを切ったことがわかった。
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13時時点の詳細は、454スクリーンで公開された『風立ちぬ』が、481スクリーンとほぼ同規模で公開された前作『崖の上のポニョ』(興収155億円/481スクリーン)対比127%という結果。“大人のジブリ”と評される本作にふさわしくレイトショーの売れ行きも好調なことや、中高年層の平日の動員が期待できることから、『千と千尋の神隠し』(興収304億円)や『もののけ姫』(興収194億円)に迫る勢いだと、配給元の東宝が発表した。
スタジオジブリや宮崎アニメと言えば、『となりのトトロ』(88年)、『魔女の宅急便』(89年)、『もののけ姫』(97年)などに代表されるように子ども向けファンタジーといった印象が強かった。それだけに、戦争に突入するまでの昭和という時代を真正面から描いた本作は、これまでと比べ大人向けで、どういう結果になるのか、業界内でも注目が集まっていた。
宮崎監督自身、心配していたようで、大作の船出を無事に終えたスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「宮さん(宮崎駿監督)から『新しい試みだったので、お客さんが来てくれてほっとしました』と先ほど連絡がありました。安心したようで、よかったです」とのコメントを発表している。
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