なにわ男子の道枝駿佑と福本莉子のW主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が約1ヵ月の撮影期間を経て、3月上旬にクランクアップした。撮影終了直後の現場にて、道枝から福本へサプライズの花束贈呈が行われた。
・なにわ男子の道枝駿佑、10代ラスト出演映画で初主演「自分らしくやり切りたい」
道枝駿佑「莉子ちゃんが、真織でいてくれたからこそ…」撮影の苦労ねぎらう
本作は、電撃小説大賞の2019年受賞作品を原作とする恋愛映画。眠りにつくと記憶を失ってしまう、実在する難病「前向性健忘」を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公の儚くも切ない愛の物語を描く。
数日前、一足先にクランクアップしていた道枝は、共にこの撮影を走り切った福本のクランクアップを祝すべく、撮影最終日に福本に内緒で現場入り。自身を“サプライズ好き”と公言するも、いざ本番となると、ソワソワし、かなり緊張した様子の道枝。
しかし、いざそのタイミングがくると、福本がカメラに向かい、撮影終了後インタビューを受けている背後から登場し、しっかり驚かせました。突然、背後から道枝のサプライズを受けた福本は、「え! え!?」と困惑。道枝は「莉子ちゃんが、真織でいてくれたからこそ、僕も透でいつづけることができましたし、今日も今まで1ヵ月積み上げてきたものを放出する大変なシーンでしたが、走り続けた莉子ちゃん、すごいと思います。本当にお疲れ様でした!」と感謝と労いの言葉と共に花束を贈りました。「びっくりした! 突然知らない人が入ってきたかと…!」とまったく予想していなかった福本の様子を受け、会場からは「サプライズ大成功〜!」と笑いと拍手が起こった。
この日、道枝が贈った花束は、普段クランクアップでは贈られない“ドライフラワーの花束”。今作のタイトル『今夜、世界からこの恋が消えても』に絡め、この現場の思い出が消えないように、残るようにと、“消えないで残る=ドライフラワー”が選ばれたという。
実は、このドライフラワーの花束の花は、道枝自らが、たくさんの種類の中からチョイス。花言葉で「元気な女性」という意味のあるピンクのアジサイに、「感謝」という意味のカスミソウ、福本の好きな色であるブルーのカラーのスイートピー(花言葉:門出)に、今作のイメージだという紫のスターチス(花言葉:永遠に変わらない)をチョイスし、本作のクランクアップにふさわしい福本にぴったりな花束に仕上げた。
福本の好きな色が、“ブルー”であることも、撮影の合間に本人に気づかれないよう聞き込みをしたという道枝でしたが、福本は「それで、いきなりあんな質問を!」と当時、少し不思議には思っていた様子。それでもサプライズは大成功し、記憶に残るクランクアップを2人で迎えた。
道枝はクランクアップに際して「本当に濃い毎日を過ごせたので、クランクアップを迎えた今、寂しい気持ちでいっぱいです。初主演映画で分からないことも多く、人見知りなのでガツガツはいけなかったのですが、キャストの方やスタッフの皆さんとのコミュニケーションは意識して取るようにしていました。福本さんとは二度目の共演だったこともあり、気持ちも楽に、楽しく撮影に臨むことができました。三木監督ともたくさんお話をさせて頂き、最初、透は声のトーンや姿勢も少し暗い印象なのですが、真織と出会ってから徐々に明るくなっていく過程を意識したり、これは僕個人がやっていたことなのですが、透は家事や料理をするので、爪は常に短い方が良いかなと、まめに切っていました。この作品は、登場人物一人一人が悩みや葛藤を抱えていて、その葛藤に向かっていく姿や、足掻(あが)く姿が描かれています。幅広い世代の方に楽しんで頂けるような、儚くて尊い物語になっていると思いますし、自分としてもターニングポイントというか、記憶に残るような作品になると思います」とコメントしている。
『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日より全国公開。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04 -
齊藤工のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『大きな家』
応募締め切り: 2024.12.27