渡辺謙が主演した『許されざる者』が、第70回ヴェネチア国際映画祭に続き、第38回トロント国際映画祭(9月5日〜15日)の特別上映部門に出品されることが明らかになった。
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トロント映画祭は北米最大規模を誇る映画祭で、これまで、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『ライフ・イズ・ビューティフル』(99年)、アカデミー賞作品賞を受賞した『英国王のスピーチ』(11年)、アカデミー賞主演女優賞を受賞した『世界でひとつのプレイブック』(12年)などが最高賞にあたる「観客賞」を受賞。オスカー前哨戦のひとつとも言われており、『許されざる者』がどう評価されるのか気になるところだ。
今回の出品について渡辺は、「トロント映画祭に参加が決まり、北米にもこの映画が伝わっていくことをとても嬉しく思います。多くの映画ファンに何が届けられるか、本当に楽しみです」と喜びのコメントを寄せた。
同作はクリント・イーストウッド監督の同名映画を基にした作品で、1880年代、明治維新の北海道を舞台に、かつて「人斬り十兵衛」と恐れられた男が、一度は封印した刀を手にする姿を描き出していく。『フラガール』(06年)、『悪人』(10年)の李相日が監督し、佐藤浩市、柄本明、國村隼、忽那汐里らが共演している。
トロント国際映画祭では9月13日に公式上映される『許されざる者』。北野武監督作『座頭市』(03年)以来となる観客賞を受賞することができるのかにも注目が集まっている。
『許されざる者』は9月13日より全国公開される。
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