ショーン・コネリーの認知症報道を友人マイケル・ケインが完全否定
『007』シリーズで第1作から合計7作でジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーが認知症にかかっているのでは?と一部報道があったが、根拠となる発言をしたとされるマイケル・ケインが、これを否定した。
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第一報を伝えたのはドイツのタブロイド紙「Bild」で、コネリーの親友であるケインが「彼のことを非常に心配している」と語ったとした。現在83歳のコネリーは2010年に引退を宣言、静かな日々を送っているのは事実だが、80歳のケインは記事について「全部でたらめだ。まったく馬鹿げている」と怒り心頭。「新しい出演映画に関する取材をドイツで受けたのは事実だ。そこで話したことを適当に繋ぎ合わせたんだろう」と言う。
「ショーンとはもう2年くらい会っていないが、妻と私は今週、電話で彼と話したばかりだ。彼の誕生日だったからね。元気そのものだったよ。頭もしっかりしているし、普段の彼そのものだ。アルツハイマーだとかいう話はまったくナンセンス。一体どこからそんな話が出て来たのか見当もつかない」とケインは語った。
「Bild」紙はコネリーの健康状態について「自分の人生を忘れてしまった」と表現、「ニューヨークの自宅から外出する際は迷子にならないように妻の携帯電話の番号を書いた紙を持たされている」とも書いているが、コネリーのエージェントも記事を完全否定。「記事にはショーンがスペイン在住と書いてありましたが、これももちろん事実ではありません。正直言って、この記事に関わりたくもない」と怒りをあらわにした。
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